2008年02月29日

「VOCALOID狂騒曲」テストプレイ開始の巻

 1〜2月にかけて、記事としては掲載していなかったが、実は水面下では精力的にテストプレイは行われていたりする。1月中旬にはSHIPSゼントラーディ軍デッキのテストプレイが行われ、若干の問題はあったものの概ね良好な結果となっている(ゼントラーディーデッキテストプレイに関しては後日掲載予定)。そして2月3日と17日の2回にわたって新作「VOCALOID狂騒曲」のテストプレイが実施されたのでその模様を報告したいと思う…。

 「VOCALOID狂騒曲」は、プレイヤーがボーカロイド曲の支援者となり、自分の支援しているボーカロイド曲を「ボーカロイド殿堂入り(再生数10万で達成できる)」させる事を競うカードゲームである。
(1回目のプレイ:2/3)
vocaolid_kyousou_kyoku.jpg
 で、「VOCAOLID狂騒曲」のテストプレイ版が一応完成したので早速テストプレイを行ってみた。初回プレイだったので、ゲームシステムが正しく機能しているか、想定時間通りに進むか、殿堂入りトップ争いは何個位になるか等をチェック。ゲームシステム及びその展開は当初の想定通りで結構うまく動いていた感じ。ただ初回プレイという事もあり結構ムダな所に時間がかかってしまい、当初予定の倍以上の時間(1時間の所2時間)がかかってしまった。しかも予定ターン数より早く強制終了した為正確なトップ争いの展開は今回は不明のままだったり…。まあ、システム的な大きな破綻はなかったので、これからぜい肉を落としていきつつ完成度を上げていこうかと思う。
 しかし、このゲームどの位のニーズがあるのか未だによくわからなかったりする…。「電源不要系」の人達の中には私のようにしょっちゅうVOCAOLIDの曲を聴いている人はあまりいないように感じてたりして、逆にしょっちゅうVOCAOLIDの曲を聴いている人達だとあまりカードゲームなどをやる事はあまりないような気がしたりしている…はたしてどんなものか?

(2回目:2/17)
vocaloid_kyosoukyuku2.jpg
vocaloid_kyosoukyuku3.jpg

今回は前回よりも少ない3人でのプレイとなった。メンバーは私こと平景虎とitako2氏、イラスト担当の鷹綱准輝氏の3人でのプレイ。
 前回の5人プレイはこのゲームのゲームシステムではかなり重い感じで規定時間内で終わりそうもなく途中中断となったが、3人プレイだと比較的サクサク進み、プレイタイムは12ターンで1時間半という結果となった。意外と考え所があるようでどうしても思考時間が長くなる局面がある模様(ルールが難しいからではなく効率的にプレイしようとして長考するという感じ)。私自身としてはゲームに実際のニコ動での状況の再現性を重視するゲームデザインをしているので、多少の重さは覚悟して、少人数(3〜4人)プレイ専用とし、ターン数を12ターンから9ターンに短縮してプレイ時間を1時間〜1時間半の間で収束させる方向で逝こうかと思案中。おそらく多人数(5〜8人)、短時間(30〜1時間)のゲームのニーズもあるかと思うので、その方向のゲームも夏コミ以降検討する予定である。では、実際のテストプレイの内容も紹介しておこう。但しボーカロイド関連のネタがわからない人は意味不明のネタもあるのでそのつもりで…。

 最初のターン、各プレイヤーは最初の支援する曲を場にセットしていく。手番は鷹綱氏・itako2氏・私の順。今回から山札からだけでなくあらかじめ配られた曲カード3枚から出す事が可能となった。しかし…オープンされた山札には「melody…」「あなたの歌姫」「SING&SMILE」といずれも「歌ってみた」や「3DPV」への支援効果が強い神曲ばかり。当然誰か拾いにいくと思いきや…いきなりトップの鷹綱氏が222戦争の一角「恋は戦争」を出してくるとは!続いてitako2氏も神曲「コンビニ」を投入、これも「手書きPV」と「歌ってみた」の支援効果のある強敵である。相次ぐ強敵の出現に私も決断、いきなり「メルト」を投入、更にメルトの特殊効果「メルト祭」を宣言して勝負に出る。「メルト祭」は次の「ボカラン」までの間メルトの成功値がすべて+1され、他の曲の成功値が−1されるというもので、非常に強力な特殊効果。メルト祭発動により「メルト」は得意の「歌ってみた」カードへの支援効果によりぐんぐん再生数を伸ばしていく。一方「恋は戦争」も奮戦するも、完全に出遅れてボカラン1位争いから脱落。「コンビニ」はメルト祭の影響で初動の再生数獲得に失敗し、itako2氏は「コンビニ」の支援をいったん諦め、「Packaged」を新たに投入する。職人カードへの支援効果がある「Packaged」は職人カード投入でぐんぐん再生数を伸ばし、あっという間に「メルト」に肉薄、危機感を募らせた私は「恋は戦争」と「Packaged」へ「メルトの方が百倍いいよ〜」と荒らしカードによる妨害を仕掛けるも…最初の週の最終ターン、遂に「Packaged」が「メルト」を逆転、その週のボカラン1位を獲得、メルトはまさかの敗北を喫する事となった…。
 そして次の週がスタート。「恋は戦争」「メルト」「Packaged」は10万再生を達成したので殿堂入りとなり、場から除去。鷹綱氏は「雲の遺跡」、itako2氏はコンビニへの支援に切替え、私は「SUPER HATSUNE BEAT(SHB)」を投入する。まず「雲の遺跡」が雲職人+月職人のまさかの史実通りのコンボで一気に再生数を伸ばしていく。コンビニも手書きPV等で今度は再生数を伸ばしていく。ここで私は「SHB」に加え、その収録曲の「なぜか変換できない」を追加投入。「SHB」は収録曲に対する支援効果があり、「SHB」が再生数を伸ばすと収録曲の再生数も一緒に伸びるのだ!「SHB」もぐんぐん再生数を伸ばし、接戦の末「SHB」と「コンビニ」が2週目のボカラン同率1位となった。
 3週目、「コンビニ」「SHB」「雲の遺跡」が殿堂入りし、Itako2氏は神曲「ハジメテノオト」を投入する。この週は私の「なぜか変換できない」と鷹綱氏の投入した「PASSIONAIRE」が伸び悩み、「ハジメテノオト」の独壇場となった…。
 最終週、「ハジメテノオト」を殿堂入りさせたitako2氏が山札からの1発ツモで何と神曲「ミラクルペイント」を引き当て、戦いを優位に進めていく。鷹綱氏は何とか「PASSIONAIRE」を殿堂入りさせるも後が続かず、私も場から「melody…」を投入し3DPVをつけて追い上げるが時既に遅し。ゲーム終了でitako2氏の圧勝となった…。

 こんな感じで2回目のテストプレイは終了。とりあえず再現性に関してはニコ厨の鷹綱氏からお墨付きをもらえたのでひと安心。あとはルール上の細かい不備やカードバランスの調整を中心としたチューニングを進めていけばいいかな?という感じかと。4月27日の電源不要ゲームの祭典「ゲームマーケット2008」に間に合わせるのはかなりきついが、5月18日の「VOCAOLD EXPO」へこのゲームの先行量産型を製作して参戦という構想を現在持っている所である。まだイラストとかに全く手をつけてないので結構厳しい状況ではあるが…。

posted by 平景虎 at 01:15| ☀| Comment(2) | TrackBack(0) | VOCALOID狂騒曲 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
電源不要(主にTRPGですが、時々ボードゲームやカードゲームもやってます)に住みつつ、VOCAOLDにもはまってます。
完成楽しみにしてます〜vv
Posted by ななし at 2008年03月02日 20:14
ありがとうございます。反響の大きさに少し驚いていますが、がんばりますのでよろしくお願いします。
Posted by 平景虎 at 2008年03月02日 21:52
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