2023年12月24日

映画版ナデシコデッキ拡張セットテストプレイ

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12月17日にグループ乾坤一擲の今年最後の定例会を開催した。ここで映画版ナデシコデッキ拡張セットの最終テストを実施したので久しぶりにテストプレイの結果等を報告したいと思う。

今回は拡張セットを追加したデッキ同士の4人対戦を実施した。もちろん要塞決戦モードである。使用したデッキは下記の通り。

映画版ナデシコデッキ:今回のテスト対象。今回の拡張セットの目玉はyユニット装備型ナデシコC及び相転移砲2枚を収録している点である。映画版ナデシコデッキはハッキングを実施して敵艦の防御を無効化しつつトドメを刺していくという独特のスタイルのデッキがかなりクセつよなデッキである。難点は敵の防御を無効化するのはよいが効果的に敵にダメージを与えられない点にある。はっきりいって火力不足になりがちな点にある。どうダメージを与えて敵艦を沈めるかのイメージを持てないと獲得VPが伸びないという上級者向けデッキである。今回はシルフェ氏が担当する。シルフェ氏は思い切った采配を取ることが多いがそれが裏目に出てVPが伸びない箏も多く好不調の波が大きい。

TV版ナデシコデッキ:ゲムマ2023秋に頒布したばかりのデッキである。こちらは映画版と違いグラビティブラストと相転移砲で敵を粉砕していく特殊兵器特化型デッキである。難点は収録したキャラカードが多く攻撃カードそのものの枚数が少ないため攻撃頻度が少なくなりやすい。拡張セットではYユニット装備型シャクヤクを導入して相転移砲のプラットホームを増やしたり木連のジンシリーズにより艦載機の火力強化をできるようにしている。今回は私こと平景虎が担当する。私のスタイルはデザイナー故各デッキの構成と戦術を熟知しておりSHIPSのセオリーに基づいたプレイを実践する。とはいえ詰めが甘く攻撃時の読み違い・取りこぼしが割と多い。

マクロスデッキ:特殊兵器・艦載機・歌カード等々要素てんこ盛りのデッキな為、事故りやすいデッキである。拡張セットで色々要素を絞ったり強化できるようにしているので微妙なデッキ構成を調整可能になった。今回はたあら氏が担当する。たあら氏はカードの取り回しを重視し事故りそうな展開の時に思い切った采配にてカードを回してくる傾向にある。ある意味マクロスデッキとの相性はよい。

暗黒星団帝国デッキ:重核子爆弾主体の艦載機デッキ。敵の手札または要塞にいるキャラ全員を除去できる重核子爆弾を持つ。あらゆるデッキの天敵ともいえるデッキである。拡張セットでは重核子爆弾のおかわりや重核子爆弾を使って敵要塞を奪取できるカードが追加され作戦の幅が広がっている。今回はitako2氏が担当する。itako2氏はメンバーの中で一番堅実な采配を取る。但し手札が事故った時に優柔不断な性格からか機能不全に陥りやすい。事故りにくい暗黒星団帝国デッキとの相性は良好。

まず各陣営とも前列の艦から削っていく戦術で一回り目が経過する展開になる。まずは敵艦載機の動向を探るといった感じである。その展開からまず動いたのはマクロスデッキ。艦載機戦にてYユニット装備型ナデシコAに対して強襲をかける。一条輝(U)+ストライクバルキリーで10ダメージをナデシコAに与える。ここで一斉に各陣営がナデシコAを狙う展開になり、最後は映画版ナデシコデッキがナデシコB+マキビハリのハッキングによるミサイル攻撃で遂にナデシコAは撃沈されてしまう。映画版ナデシコデッキのハッキング攻撃を見た各陣営は今度はナデシコBを目標に切り替える。猛攻を耐えていたナデシコBだが今度は暗黒星団帝国デッキが無限ベータ−砲にてナデシコBは撃沈されてしまう。しかしYユニット装備型ナデシコCにホシノ・ルリが搭乗し再び各陣営が色めき立つがここでナデシコCが防御で見せ場を作る。アルストロメリアに乗ったスバル・リョーコがマクロスデッキの艦載機群の前に立ちはだかり、バルキリーによる反応弾攻撃も適切な防御カードで対処していく。
この時点でマクロスデッキと暗黒星団帝国デッキがトップ争いを演じていたが、初手から聖総統をデザリアム星に配置していた暗黒星団帝国デッキがついに重核子爆弾をマクロスデッキの手札に対し起爆させた。この攻撃により一条輝(U)・ミンメイ・ブリタイが除去される事態となり戦局は大きく転換する。焦ったマクロスデッキはグローバルをマクロスに乗せダイダロスアタックを仕掛けるも暗黒星団帝国デッキの艦載機攻撃と艦隊戦にて何とマクロスが撃沈される事態となった。当然「全周囲バリアー」ありきの突撃と思わせてのダイダロスアタックかと思いきや単なるブラフだったというオチになった。ここで2発目の重核子爆弾がいつ発射されるのか各陣営は戦々恐々としていたが2発目の重核子爆弾は発射されぬまま時が過ぎていく。
終盤になり各陣営とも戦力を大幅に消耗しつつある中TV版ナデシコデッキが動く。ナデシコAを失った後効果的な攻撃ができず停滞していたTV版ナデシコデッキだったがYユニット装備型シャクヤクにミスマル・ユリカとホシノ・ルリを乗せて満を持して前列にシャクヤクを配置する。尚停滞していた理由だが手札に相転移砲2枚とボソンジャンプカードがあった為手札を圧迫されていたのが原因である。前に出たシャクヤクはまず前のターンで前進エリアに白兵戦狙いで突撃してきた一条美沙指揮のブリタイ艦に対し相転移砲を発射。既に手負いのブリタイ艦はなすすべもなく撃沈される。更に手負いになっていたグロテーズに対し白鳥九十九搭乗のダイテツジンによるボソンジャンプ攻撃(空戦抜きでいきなり対韓攻撃できる)を仕掛けてこれも撃沈する。更に次のターンに再びシャクヤクが相転移砲を発射。ユリカの「どんどんやっちゃってください」からの縦1列18ダメージが暗黒星団帝国デッキのグロテーズ+大型空母の列に炸裂し合計40VPオーバーの荒稼ぎに成功する。結局終盤の相転移砲連射からの波状攻撃が効いてTV版ナデシコデッキがトップ。中盤トップの暗黒星団帝国デッキが2位、僅差で暗黒星団帝国デッキが3位、中盤以降効果的な攻撃ができなかった映画版ナデシコデッキが最下位という結果となった。
結局ナデシコCから相転移砲が発射されることなく終わった為そのボテンシャルをテストで確認できなかったもののハッキング攻撃自体の脅威度は健在であることは確認できた。オモイカネによる要塞奪取カードを狙っていたが結局回ってこなかったとの事。あと暗黒星団帝国デッキは結局要塞奪取作戦カードと2枚目の重核子爆弾は入れずにプレイしたと言う。itako2氏も後悔していたがそこは入れるべきと全員のツッコミが入った事はいうまでもないw。

posted by 平景虎 at 01:39| 神奈川 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | SHIPSテストプレイ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年02月05日

バスターマシン3号VSガンド・ロワVS最強艦隊戦デッキVS魔術師の艦隊〜SHIPS要塞決戦テストプレイ2連戦(後篇)

こんにちは。少々遅くなりましたが前回の続きです。
その前に「ゲームマーケット2017神戸」ブース番号決まりました。
「B05 グループ乾坤一擲+トロイホース」です。今回も創作系ボードゲームのトロイホースとのコラボユニットです。試遊卓一体型ブースで試遊卓ではトロイホースの「ツチノコをさがせ!」の体験プレイをメインに実施する予定です。物販ブースはSHIPSシリーズ中心に並べる予定です。

では前回の続きを始めます。
(テストプレイ2回目)
星界軍(itako2氏)・バッフクラン(シルフェ氏)・トップ(たあら氏)・自由惑星同盟(平景虎)
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1回目と陣営を変えてプレイ。ただ私だけ1回目と同じw。尚、ここで私からオプションルールのテストの実施を申し出ました。オプションルールは以下の通り、
1.各プレイヤー重要と思うカード1枚をアクションカードのデッキから1枚選ぶ。
2.残りのアクションカードをシャッフルし、山札を2つに分ける。
3.山札の一方に先程選んだカードを入れ、よくシャッフルする。
4.シャッフルした山をシャッフルしなかった山の上に置き、プレイの山札とする。

つまり重要なカードを山札の前半に出るようにするというルールです。初回プレイの際、キーとなるカードが山札の後半に埋まっていて真価を発揮できずに終わってしまうというのをある程度緩和できるかなというルールです。但し複数枚のコンボで効果が発動するカード(例:「ドリルミサイル」や「南極条約」等)はこのルールの恩恵は受けらけません(中途半端だと手札圧迫の要因になります)。
ゲーム終了後に確認した各プレイヤーが仕込んだのは下記の通り。
 「自由惑星同盟」:ヤン・ウェンリー
 「トップをねらえ!」:タカヤ・ノリコ
 「星界軍」:アブリアル・ネイ=ラムサール・アブリアル伯爵・ドゥサーニュ
 「バッフクラン」:ダラム・ズバ

ヤンとノリコはまあ選択の余地はないです。ヤンがいるかどうかで同盟の戦力は大幅に変わるのと、ノリコはガンバスターを山札の中から呼べる能力があるので、ノリコを引ければ最低でもガンバスターを迎撃・護衛用に使用可能だからです。星界軍は皇太子殿下をチョイスしていましたが、これはサンカウに搭乗させるとリアクションドローが2枚になる為。「機雷一斉発射」や「スポール・アロン=セクパト・レトパーニュ大公爵・ペネージュ」あたりも選択対象でしょうかね。バッフクランは手堅くエースパイロットをチョイス。ガンド・ロワ発射を優先させるなら「ドバ・アジバ」、最大火力を誇る艦載機の「重機動メカザンザ・ルプ」あたりも選択対象でしょうかね。

初手でヤン・ウェンリーを目論見通り取得した同盟は即座に戦艦ヒューベリオンにシェーンコップと共に搭乗させます。まあ、本来なら少し様子を見てからヤンを場に出す方がよいのですが、テストプレイでもあるので積極的に仕掛けていきました。これを見た各陣営、即座に同盟に対し全面攻撃を仕掛けてきました!ヤンの能力は攻撃時に「全艦隊の命中レベル+1または敵回避カードレベル−1」、防御時に「全艦隊の回避カードレベル+1」の能力を持ち、更に様々な戦術カードを駆使して来る為、「序盤の星界軍」と共に「ヤンのいる同盟軍」も各テストプレイヤー達は野放しにできない事と認識していたからです。まず星界軍が戦艦アガートラムに機雷の飽和攻撃を仕掛けてきます。対空カードで必死に防戦を試みるもあっけなく轟沈。続いてバッフクランも艦載機による飽和攻撃を仕掛けてきます。最初の3枚はスバルタニアン3枚で全機撃墜するも4-5枚で重機動メカジグ・マック+ガンガ・ルブ・リブが戦艦ヒューベリオンを直撃!既に防御カードが尽きていた為、なんと2ターン目で戦艦ヒューベリオンは轟沈。いきなりヤンとシェーンコップも失う結果に…。
 序盤で同盟軍の戦力が大幅に消耗した所で、今度はトップ陣営が動き出します。そうです、バスターマシン3号が起動したのです!2ターン経過すると前列にいる敵艦船カード全て除去できる「究極兵器」です。ここは協力プレイでバスターマシン3号の破壊を試みます。同盟は主砲カードがほとんどこずスパルタニアンばかり来る展開。但し艦載機戦となるとガンバスターが出てくるのが必至の為、空戦力B以下の艦載機は「バスタービーム」一斉除去されてしまう為、ポプラン・コーネフ搭乗機のみの攻撃となり、火力が伸びません。星界
軍はそこそこの攻撃を当てますが、バッフクランも準光速ミサイル等を発射しますが、2ターン経過後の合計ダメージは100に届かず(95)、設定していた耐久力150に遠く及ばない結果になり、バスターマシン3号が爆発!前列にいたトップ陣営以外の15枚の艦船カードが宇宙の藻屑となり、180VP以上を獲得します。一気に宇宙に存在する艦隊は小規模となり、特に主力艦の大半を失った星界軍は攻撃力が半減します。
 このままトップ陣営のワンサイドゲームかと思われましたがバッフクランも意地を見せます。そうです。こちらもガンド・ロワを使用し、トップ艦隊に2斉射。トップ艦隊も大打撃を受けます。終盤戦に向け各艦隊が消耗しつつある頃、序盤で没落したかに見えた同盟軍がトールハンマーを2斉射。半壊したトップ艦隊にこちらも大打撃を与えます。更に最終盤にフィッシャー提督の乗る標準型戦艦が「囮艦隊」の援護を受け、接舷白兵戦を仕掛けます。本来なら瞬殺される所ですが「囮艦隊」カードにより指定された艦隊が全滅しないとフィッシャー搭乗艦が狙えない為、そのまま接舷に成功し無人の戦艦エクセリヲンを拿捕します。ここでゲーム終了。結果はトップのダブルスコアでしたが、同盟軍が後半の追い上げで2位、僅差でバッフクラン、最下位が星界軍となりました。
 オプションルールについては一定の効果がある事が確認できた為、正式に「オプションルール」として今後公開していきます。もちろん「カードの引き運もゲームのうち」という考え方もありますし、このルールについては採用しなくても構いません。とりあえず各陣営デッキ毎にファーストチョイスに最適なカード情報も公開していく予定です。
 テストプレイの結果、当初設定していた「バスターマシン3号」の耐久力は下方修正して再度テストを実施することとしました。ガンバスターの存在があるので、ガンダム系等の艦載機デッキだと火力を集中できない可能性が高い事が今回のテストでわかりました。バッフクランと自由惑星同盟については概ねテスト結果は良好でおそらくそのまま頒布する予定です。しかし…今回の各陣営はかなり「濃かった」です(苦笑)。
posted by 平景虎 at 17:40| 神奈川 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | SHIPSテストプレイ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年01月29日

バスターマシン3号VSガンド・ロワVS最強艦隊戦デッキVS魔術師の艦隊〜SHIPS要塞決戦テストプレイ2連戦(前篇)

こんにちは。
まずは「ゲームマーケット2017神戸」参加が確定しました!まあ参加するだけで大赤字なのですが、西日本の方々に直接頒布できる唯一の機会なので今後も参加していきます。
今回ゲムマ神戸向けの新作として「自由惑星同盟軍デッキ」「バッフクランデッキ」「トップをねらえ!デッキ」の3つの要塞決戦対応追加キットを予定しています。そこでこの3デッキと冬コミにて頒布した「星界軍デッキ」の4陣営にてテストプレイ2連戦を実施したので久しぶりテストプレイリポートを書きます。

まず今回テストプレイを実施する4陣営デッキについて軽く説明しておきます。
「自由惑星同盟軍デッキ」…いわゆる「艦隊戦デッキ」です。ヤン・ウェンリーが艦隊を指揮すると艦隊としての能力が大幅UPします(回避カードレベル+1、命中レベル+1等)。今回の要塞決戦対応として、要塞として「イゼルローン要塞」が収録されます。要塞特殊兵器「トールハンマー」(縦1列11ダメージ)2枚と要塞に対し白兵戦を仕掛けると瞬時に要塞を除去できる「要塞奪取作戦」や指定された艦隊が全滅するまで他の艦船を目標にできない「囮艦隊」といった強力な戦術カードやヤン・ユリアン不在時に艦隊総司令官になれるメルカッツを収録予定です。

「バッフクランデッキ」…いわゆる「艦載機デッキ」です。SHIPS史上最も対艦攻撃力の高い艦載機デッキです。今回の要塞決戦対応として、要塞に「バイラル・ジン」、要塞特殊兵器として「ガンド・ロワ」「準光速ミサイル」2枚が収録されます。「ガンド・ロワ」は縦2列に10ダメージ、「バイラル・ジン」の配置されている場所に配置、発射には今回収録されるドバ・アシバを「バイラル・ジン」に配置する必要があります。尚、配置後発射する代わりに1ターン経過させる毎にダメージを+1できます(最大15ダメージまで)。また発射後2ターン経過後にもう一回発射可能(ターン経過によるダメージUPも可能)となります。

「トップをねらえ!デッキ」…艦載機であるガンバスターはパイロット2人を搭乗させることで対艦攻撃後も再利用可能となり、高い対艦攻撃力で敵艦を粉砕していくデッキです。今回の要塞決戦対応で要塞に「ヱルトリウム」、要塞特殊兵器として「バスターマシン3号」を収録しています。「バスターマシン3号」は別名「ブラックホール爆弾」といい、前進エリアに移動後2ターン経過すると敵艦隊の内前列に配置されている艦船全てを除去するという非常に強力なカードです。非常に高い耐久力が設定されていて直接攻撃して耐久力ゼロにする必要があります。但し耐久力の80%以上のダメージを与えると「機能停止」します。この時ガンバスターほ手札から除去すると「再起動」します。

「星界軍デッキ」…いわゆる「艦隊戦デッキ」です。但し銀河帝国・自由惑星同盟等は主砲カードメインの攻撃なのに対しミサイルカードメインの艦隊戦デッキです。「最強の艦隊戦デッキ」の異名を持ちます。また艦載機を一切持たず、その代わりに対空カードをメインに使って艦載機を迎撃します。複数枚の艦船カードが必要な攻撃カードが多く、ゲームの序盤戦はその効果をフルに発揮できるため極めて高い攻撃力を誇ります。但し艦船カード枚数が減る終盤戦になると複数枚の艦船カードが必要な攻撃カードが十分使用できなくなり、攻撃力は大幅に低下します。要塞決戦対応で要塞として「アプティック門軌道要塞」を収録していますが、要塞としての攻撃力はほとんどなく、追加アクションカードも従来通りの複数枚の艦船カードが必要な攻撃カードを中心に追加しただけです。

<1戦目>
バッフクラン(シルフェ氏)・トップ(itako2氏)・星界軍(たあら氏)・自由惑星同盟(平景虎)にて対戦。
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 まずは星界軍がその高い攻撃力をみせつけます。バッフクランのガドモア・ザン級戦艦にミサイル(機動時空爆雷)(5枚)の飽和攻撃を仕掛けます。バッフクランも対空カードで迎撃しますが、圧倒的な攻撃力の前にあっという間に轟沈します。報復とばかりにバッフクランも艦載機による飽和攻撃(4枚)を仕掛けます。しかしそこに「SHIPSシリーズのイージス艦」こと「ヘージュ級護衛艦」が立ちはだかります。ヘージュ級護衛艦は自艦以外の艦船への艦載機・ミサイルに対し迎撃可能で対空カード1枚を2枚分として使えるという能力を持ちます。例えば対空Bのカードを対空カードB×2枚か対空カードA1枚として使用可能なわけです。
 ヘージュ級護衛艦により的確に対空カードを使用してバッフクランの艦載機群を全滅させてしまいます。更に次の星界軍の攻撃も苛烈を極め、スポール提督指揮下の蹂躙攻撃で今度は戦艦ドロワ・ザンが轟沈します。「序盤戦の星界軍」の圧倒的な破壊力を見せつけられ、各陣営は対星界軍の包囲網を敷きます。しかし星界軍の攻撃の要である「ソーフ級戦列艦」と守備の要である「ヘージュ級護衛艦」への攻撃は悉く失敗します。星界軍デッキでプレイした方ならご存知かと思いますが、星界軍は艦載機カードがない為、アクションカードの大半は攻撃カード(赤いカード)と防御カード(青いカード)の2種類のカードで占められています。つまり攻撃カードを使いきるとその分カード補充されるのですが、赤いカード→青いカードとカード構成が変わることが多く、星界軍の攻撃直後に攻撃すると防御カードで返され、更にカード補充で赤一色になるというループにはまってしまう事がよくあります。この時がまさにこのケースでまさに「パターン入った!」状態になってしまったのです。このままの状態で推移すると星界軍のアクションカードはあっという間に消費され、そのまま星界軍の逃げ切り勝利になるケースが多いです。
 流れが変わったのは同盟軍の攻撃から。同盟軍は序盤からバッフクランとトップに備えてポプラン、コーネフの両エースとスパルタニアンを保持していたのですが、星界軍の優勢が明らかになるとヘージュ級護衛艦に対し「スパルタニアン(+2追加打撃)」による攻撃を複数回仕掛けますが、ヘージュ級の対空砲火は湯済む間もなく機能し続けます。本来ならトールハンマーにて粉砕すべき所ですが(星界軍には特殊兵器に対する防御カードがない)、序盤〜中盤にトールハンマーは来ない展開となり、手詰まり状態に陥ります。しかしここで遂にポプラン&コーネフによる護衛艦への対艦攻撃を敢行します。ヘージュ級の対空砲火によりコーネフ機は撃墜されますが、ホプランの攻撃は命中し、+2追加打撃カードを使用して遂にヘージュ級護衛艦を撃沈します。
 守備の要を失った星界軍は総崩れとなり、次々と艦船を沈められていきます。終盤戦になると遂にトップ陣営が動き出します。バスターマシン3号が稼働したのです!しかし時すでに遅し。バスターマシン3号の爆発には2ターンかかるのですが、序盤に星界軍が大量のアクションカードを消費した為、残り1ターンの所で星界軍のカードが尽き、そのままゲーム終了となりました。バッフクランも山札が半分位残っており、ガンド・ロワも起動しませんでした。ちなみにゲームの勝敗は終盤戦でトールハンマーを連射してVPを荒稼ぎした自由惑星同盟の大逆転勝ちとなりました。中盤あたりまで事故り気味のトップを除いて20VP差位の大接戦だったんですけどね。
 1戦目は「いつもの星界軍のパターン」にはまってしまい、各陣営の追加カードの効果は十分に発揮できずに終わったので、昼食を挟んで2戦目を実施することとなりました(後篇へ続く)



posted by 平景虎 at 14:22| 神奈川 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | SHIPSテストプレイ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年07月01日

第1回ディンギル帝国テストプレイ後編

<銀河帝国(itako2氏)VS ディンギル帝国(たあら氏)>

 当初の予想では艦載機の絶対数が不足し、対空火力も貧弱な銀河帝国不利と思われたが・・果たしてどうだったのか?
両軍とも比較的順調に推移した模様。但し、銀河帝国はキャラの登場がおくれがちなようだ。ディンギルは早々にウルクを建造し、早くも臨戦態勢が完了、中盤戦に差しかかる頃、進撃を開始した。
 銀河帝国は旗艦パーティパルを中心としたミュラー艦隊にて迎撃する。銀河帝国は他の提督達はまだ登場しておらず、要塞もまだ建設できていない苦しい状況である。ミュラーに本土防衛を託す形となった。この最初の会戦は双方痛み分けに終わる。砲撃戦にて前衛艦隊を崩されたディンギル艦隊ではあったが、艦載機戦にて水雷艇多数がパーティパルを襲撃、ハイパー放射ミサイル多数の直撃によりパーティパルは轟沈、ミュラーも戦死する。ディンギル艦隊はミュラー艦隊を全滅させる事はできず、一時撤退する。
 この後双方、燃料の備蓄と艦隊の再建のために数ターンを消費する。ディンギルはこの間にアクエリアスを配置、大神官大総統ルーガル等も登場し、着々と艦隊を再編成する。一方銀河帝国はロイエンタール&トリスタン、首都星フェザーン、イゼルローン要塞と次々に登場・配置し、何とか崩れかけた防衛体制を立て直す事に成功する。但し、キャラ・艦隊旗艦級戦艦の登場が遅れており、攻勢に転ずるほどの戦力は整ってはいない状態。
 体勢の整ったディンギルは都市衛星ウルクをフェザーンに侵攻させる。銀河帝国はロイエンタール艦隊を迎撃に派遣し、ここに「第一次フェザーン沖会戦」が展開された。都市衛星ウルクが「ニュートリノビーム防御膜」を展開させる瞬間、銀河帝国は指向性ゼッフル粒子を散布し、防御膜の展開阻止を図るがこれに失敗、これによりロイエンタール艦隊はウルク攻略を諦め、敵艦隊の殲滅へと作戦を切り替える。ロイエンタール艦隊の正確な射撃によりディンギル前衛艦隊は壊滅する。しかし続く艦載機戦でワルキューレ部隊を振り切ったディンギルの水雷艇部隊が再びハイパー放射ミサイルにてトリスタンを撃沈、ロイエンタールも戦死する。この後ディンギル艦隊が反撃に転じ、ロイエンタール艦隊をほぼ壊滅させる。しかし全滅には至らずフェザーン攻略は断念せざるを得なかった。
 この後、再び両軍数ターンかけて艦隊の再建を図った。ディンギルは艦載機部隊を充実させ、銀河帝国はビッテンフェルト&ケーニヒスティーゲル等を何とか戦列に加えた。
 そして、再びディンギルがフェザーンに向けて進撃する。今度は大神官大総統ルガール自らウルクにアクエリアスを曳航させての総攻撃である。銀河帝国はビッテンフェルトの黒色槍騎兵艦隊(シュワルツ・ランツェンレーター)を中心に迎撃する。銀河帝国はまず指向性ゼッフル粒子を展開、今度はウルクのニュートリノビーム砲の発射を阻止する事に成功する。しかしディンギルは今度はアクエリアスを前衛に配置、近距離砲撃戦終了時までにアクエリアスを破壊しないと黒色槍騎兵艦隊は全滅してしまうのだ。当然黒色槍騎兵艦隊はアクエリアスへ集中攻撃をかける。ディンギルは艦隊戦力は無傷の為、黒色槍騎兵艦隊へ猛攻をかけ、旗艦ケーニヒスティーゲルをはじめ黒色槍騎兵艦隊主力の撃破に成功する。ビッテンフェルトはケーニヒスティーゲルには座乗していなかった為何とか戦場を離脱する。一方ディンギルは艦隊戦には勝利したものの、アクエリアスを破壊され黒色槍騎兵艦隊を全滅させられず、再びフェザーン攻略には失敗する。
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 相次ぐ連戦でディンギル側もさすがに燃料が底を尽き、艦載機の多くが補給不能状態になってしまう。その隙を突いてビッテンフェルトが建造したばかりのブリュンヒルトを持ち出し、移動要塞母艦攻略の艦隊を率いてはじめてディンギル領に侵攻した。しかし移動要塞母艦の前にブリュンヒルトを失うという失態を演じ、皇帝陛下の逆鱗に触れるという一幕もあった(笑)。
 結局このまま山札切れとなり、ディンギル側が僅差の勝利となった・・・。

 2戦した感じでは、感触は上々であった。艦載機戦に強いガンダム系デッキには苦戦する可能性は高いものの、砲撃戦主体の銀河帝国あたりには有利な展開になる感じだ。大きな問題点はみつからなかったのでこのままテストスケジュールを消化していく予定だ。
posted by 平景虎 at 13:43| ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | SHIPSテストプレイ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年06月29日

第一回ディンギル帝国デッキテストプレイ前編

 6月24日に夏コミ新作予定のSHIPSディンギル帝国デッキのテストプレイを行ったので報告したいと思う。

 ディンギル帝国デッキは宇宙戦艦ヤマト完結編に登場したヤマト最後の敵「ディンギル帝国」をデッキ化したものである。ディンギル帝国デッキは基本的に艦載機デッキである「水雷艇=ハイパー放射ミサイル」という決戦兵器を持ち、水雷艇を護衛する戦闘機群を多数擁している。また要塞も強力で、移動要塞母艦はハイパー放射ミサイルを固定装備する。都市衛星ウルクは攻撃兵器「ニュートリノビーム砲」、防御兵器として「ニュートリノビーム防禦幕」を持つ。また「水惑星アクエリアス」は「白色彗星」同様の「時限爆弾」と設定、ウルクか移動要塞母艦にて曳航する事が可能(移動要塞母艦とウルクは機動要塞)。プレ・ノアはウルクの脱出ポッドとした。拠点カードはやや少なめだが、アクエリアスやウルクにて生産でき、艦船・艦載機ともに安価な為、展開スピードもそれほど悪くない。

 第一回のテストプレイの相手には、銀河帝国デッキとティターンズデッキをチョイス。銀河帝国は典型的な艦隊砲撃戦デッキだが、艦船の対空火力が低く、艦載機のワルキューレは機体の絶対数が少ない為制宙権を握るのは困難で、ハイパー放射ミサイルの餌食になりやすい。ディンギル艦隊の戦闘力を計る上で格好の相手である。一方、ティターンズデッキはシロッコやヤザンといったエースパイロット、フォウやロザミアといった強化人間をはじめ多数のパイロットと強力なMS部隊を持つ。対ディンギル戦では制宙権を握るのはほぼ確実である。但し艦船はドゴス・ギア、ジュピトリス、アルビオン等が主力であり、これらの艦船の多くが撃沈されると艦隊の編成が非常に厳しくなる。ミノフスキー粒子もあり、ディンギル側がやや不利だが早期の段階でティターンズ艦隊に大打撃を与えれば勝機有りと予想された。

<ディンギル帝国(鷹綱氏) VS ティターンズ(平景虎)>
 両軍とも序盤順調に拠点カードが潤沢に供給され、着々と艦隊が編成されていく。ティターンズはキャラ・艦船の登場が予定以上に推移、中盤にかけてMSも続々と供給されていった。ディンギルも早い段階でウルク・アクエリアスを配備、艦船も順調に配備されていた。
 中盤にさしかかった頃にはティターンズ艦隊はほぼ予定の艦船の建造を完了、キャラもヤザン・ジェリド・マウアー・フォウ・ロザミア等が登場、MSもギャプラン・メッサーラ等の可変MS等が登場し始めていた。但し、コロニーレーザー+ゼダンの門+バスク・オムの「3点セット」は全く影も形もない状態の為、迂闊にウルクやアクリアスに仕掛けるのは躊躇われた。
 その時、突然ディンギル艦隊がルナツー基地へ強襲を仕掛けてきた。しかし、このディンギルの攻勢は完全に失敗する。ティターンズ側は敵戦力は過少と判断、ミノフスキー粒子は1枚のみ散布、艦隊戦で敵戦力を殲滅する作戦で対抗した。艦隊戦は互角だったものの、ディンギル側の艦載機隊は質量共にティターンズMS隊に遠く及ばず、ディンギル艦載機隊を一蹴したティターンズMS隊は敵戦艦1隻、敵大型空母1隻を撃沈、戦艦1隻を中破させる大戦果。これが決定打となりディンギル艦隊の残存艦は戦艦1隻のみとなり壊滅、ティターンズ側はアルビオンの損失のみだった。
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 大勝利となったティターンズではあったが、あまりの大戦果で備蓄燃料を使い切ってしまった為、燃料の備蓄に3ターンかかってしまった。一方、艦隊戦力の補充を計りたいディンギルではあったがそれぼど艦隊戦力は補充されていない状態。それでも巨大空母・大型戦艦を中心にウルクの壁が形成されつつあった。
 燃料補給の完了したティターンズ艦隊は新たにシロッコ、サラ、レコア、サイコガンダム、パラス・アテネ等も戦列に加え、遂にウルク攻略の艦隊を派遣する。一方ディンギル側もルガール2世率いる巨大空母・巨大戦艦等を中心とした迎撃艦隊を発進させる。この第一次ウルク会戦でもティターンズ艦隊優勢のうちに終わるものの、結局ウルクへは届かず、ティターンズの攻勢は頓挫する。そして、ディンギルが残存兵力を率いてウルク&駐留艦隊がルナツー沖に集結、この第二次ルナツー沖会戦にてディンギルはニュートリノビーム砲にてアレキサンドリア&ハリオを大破、ジュビトリスを中破させる。
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艦載機戦ではティターンズMS隊がウルクを猛爆、100ダメージ超を与え、ウルクを大破させる。両軍激しい攻防により、ティターンズ側はアレキサンドリア&ハリオ、ドゴス・ギア、ジュビトリスを失い、ディンギルはウルクを失った。ここでディンギル側が投了、ティターンズの勝利となった・・。(後編へつづく)
 
posted by 平景虎 at 02:05| ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | SHIPSテストプレイ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年03月03日

第2回ボラー連邦デッキテストプレイ

 2月25日にゲームマーケット2007新作のSHIPSボラー連邦デッキのテストプレイを行ったので報告したいと思う。

 第1回のテストプレイで方向性・完成度ともにまずまずの出来を確認できたボラー連邦デッキ。今回は銀河帝国、そして宿敵ガルマンガミラス帝国との対戦を行った。

<銀河帝国(シルフェ氏)VS ボラー連邦(鷹綱氏)>
 銀河帝国はSHIPSのデッキの中でも展開スピードは速い方であり、ロイエンタールやビッテンフェルト等の特殊能力が強力なデッキである。また「指向性ゼッフル粒子」という対ビーム兵器用の防御兵器もあるため、速攻型のボラー連邦との対戦は接戦が予想された・・。
 ボラー連邦はいつも通り順調な立ち上がり。拠点カードを要塞の置いていないコロニーにも積極的に配置し、序盤で圧倒的戦力を整えて攻め切ろうという作戦のようだ。一方銀河帝国はいつもの展開スピードがない。シルフェ氏の手札を見ると「イゼルローン要塞」「ガイエスブルグ要塞」「トールハンマー」「ガイエスハーケン」「指向性ゼッフル粒子」×2と揃っており、銀河帝国が陥りやすい典型的な手札圧迫状態になっていた。これでは展開スピードは限定的な物となってしまう。いつものような遅攻型のデッキならば大きな問題とはならないのだが・・今回は速攻型のボラー連邦である。そして・・・彼らは来た。
 要塞を建造するに至っていない銀河帝国に対しボラー連邦はいきなり本拠地に大艦隊を送り込んできた!迎え撃つ帝国艦隊は何とか標準型戦艦を中心とした艦隊を編成、「鉄壁ミュラー」を艦隊最高司令官に任じ、敵軍の侵攻を防ぎきろうという布陣である。しかし、この最初の遭遇戦はボラー連邦艦隊の猛攻に帝国艦隊は決定的な敗北を喫してしまう。帝国艦隊は指向性ゼッフル粒子を展開したもののまさかの2枚ともチェック失敗、これでは鉄壁ミュラーの力をもってしてもボラー艦隊の猛攻を支えきれず、旗艦ケーニヒスティーゲルは轟沈、ミュラーも戦死した。
 この後、帝国軍も必死に体制を立て直そうとしたが、ラインハルトやロイエンタール、ビッテンフェルトの姿はなく、艦隊旗艦級戦艦の建造も滞っていたようだ。これではボラー艦隊の再びの強襲にミッターマイヤーが艦隊を率いて迎撃するもとき既に遅し。ミッターマイヤー艦隊は全滅、本拠地も陥落しボラー連邦の圧勝となった・・。

<ガルマン・ガミラス(itako2氏) VS ボラー連邦(たあら氏)>
 「史実対戦」である。ガミラスは瞬間物質移送やデスラー砲等を使って攻撃する特殊兵器に特化したデッキである。艦隊自体の攻撃力はさほど強くないため、特殊兵器がうまく集まらないと大敗を喫するケースもたまにあるデッキである。果たして物量・速攻を旨とするボラー連邦との対戦は如何に?
 両軍とも無難な立ち上がり。ややガミラスが建造スピードを上げようとして「燃料→資源変換」を連発していたのが気になったのだが・・。そして中盤に差し掛かろうとした時、ボラー艦隊が満を持して大艦隊をデスラーズパレスに差し向けてきた。迎え撃つガミラス艦隊も何とフルスペックの艦隊を発進させる。中盤戦でガミラスが大艦隊を編成する事は実はまれである。そして、この戦いはガミラスが新型デスラー艦のハイパーデスラー砲、瞬間物質移送機、ドリルミサイルと特殊兵器満載の攻撃でボラー艦隊を圧倒、一挙に主力艦隊を全滅させる。ボラー側は新型デスラー艦1隻を葬るのがやっとという大敗である。
 緒戦であっさり勝敗がついたかと思われたが、ガミラス側が燃料不足に陥り、進撃は停止する。やはり燃料を資源に大量に変換したツケが回ってきたかと思われる。ボラー側は艦隊の編成に躍起となる。何とか3ターン位で体裁は整えたものの、厳しい状況が続く。一方ガミラスは一挙にボラー本星に侵攻する。ボラー側は艦隊戦は不利と見て、艦隊派遣を断念、本星を放棄した。ガミラスはボラー本星を陥落させたものの、再び燃料不足に陥りしばらく膠着状態となった・・。
 そして山札が尽き掛けようとしている時、ボラー艦隊がボラー機動要塞を擁して最後の反撃に転じた。ガミラス艦隊は旗艦新型デスラー艦は失ったものの他の艦は健在であり、大艦隊を発進させてボラー艦隊にトドメを与えんとした。しかし・・ここでガミラスは痛恨のミスをする。ボラー機動要塞破壊任務についていたドリルミサイル重爆撃機は何とドリルミサイルの命中に失敗してしまったのである!この失敗によりボラー機動要塞のブラックホール砲に遠距離・近距離の2回の攻撃機会を与えてしまい、ガミラスの左翼及び右翼前衛艦隊がブラックホールの餌食となってしまった。しかも新デスラー艦の瞬間物質移送機は故障したようで1機の艦載機を発進させる事ができないという失態をも演じてしまう・・特殊兵器の援護がないガミラス艦隊は張子の虎である。瞬く間に手負いのはずのボラー艦隊に殲滅させられてしまう。この戦いでガミラス艦隊は全滅、デスラーズパレスも陥落してしまう。そして次のターン、ベムラーゼ首相自らが指揮するボラー機動要塞がガミラス本拠地に向けて侵攻、一方ガミラス側も残存艦隊をデスラー総統自ら指揮し味方を鼓舞した。両軍の国家元首同士の激突となった最終決戦は激しい戦いとなったが・・残存ガミラス艦隊はボラー機動要塞へ届かず次々と撃沈させられていく。デスラー総統指揮の大型戦闘艦は敵砲火の集中攻撃を受けて轟沈、この戦いはボラー連邦の大逆転勝利となった。

 今回は比較的ランキング上位の銀河帝国とガミラス相手であったがちょっとした攻撃失敗により艦隊戦の勝敗が決するという
なかなかスリリングな展開となった。次は一応最終テストプレイという事でティターンズかエゥーゴ、地球防衛軍あたりと対戦させてみようかと思う。




posted by 平景虎 at 20:24| ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | SHIPSテストプレイ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年02月18日

第一回ボラー連邦テストプレイ

 2月11日にフェニックスキャンペーンの定例会が開催され、ボラー連邦の第一回テストプレイが行われたので報告したいと思う。

 ボラー連邦デッキはどちらかと言うと速攻型デッキである。低コストで主力艦船を大量に建造できるので序盤〜中盤にかけて有利な戦いを仕掛けられるはずだ。但し主力艦船が軽巡〜重巡クラスなので、攻撃力は高いが防御力が高いわけではない点も注意しなければならない。また波動砲やデスラー砲のような2BOXを攻撃できる広範囲特殊兵器がなく、艦隊戦で遠・中距離で後衛を攻撃できないのも弱点の1つである。

今回は初回という事で、低コストすぎて「暴走気味」になっていないかを特にチェックした。生産コストの構成は標準以上に設定したので、大きな拠点事故は起こりにくい仕様にはしているが・・果たしてどうか?

テストプレイ相手の陣営は「自由惑星同盟」と「暗黒星団帝国」に決定し、ただちにプレイしてみた。

<自由惑星同盟(シルフェ氏) vs ボラー連邦(鷹綱氏)>
 自由惑星同盟(以後、同盟)は典型的な遅攻・持久防御型のデッキである。ヤン登場時までひたすらダミー要塞を作ってでも持ちこたえ、ヤン登場時には一挙に要塞攻略に転ずるというダイナミックな攻守の切替が魅力のデッキである。はたして今回はボラー連邦の速攻・消耗戦戦術にどう対抗するのかが焦点である…。
 序盤、予想通りにボラーが攻勢に転ずる。当然のように艦隊戦力が充実していない同盟艦隊は出撃せず、いきなり補給基地を攻略される展開となった。そして、再びボラーが補給を整えエルファシル聖域に進撃を開始する。同盟もエル・ファシルを絶対防衛ラインに定めたようでここに「回廊の戦い」を設置、ヤン登場まで持久戦を挑む構えを見せる。
 中盤、エルファシル回廊で激しい戦いが数度繰り返される。同盟艦隊は戦艦アガートラム・戦艦リオグランデを相次いで失うなど被害は甚大であったがかろうじてエル・ファシルの防衛に成功する。そして中盤も終わりに近づいた頃ヤンが登場、温存していたヒューベリオンに搭乗、一挙に攻勢に出る。迎え撃つボラー艦隊はエルファシルでの消耗戦にもかかわらず戦力を維持していたのだが・・神出鬼没・戦意旺盛なヤン艦隊の強襲により壊滅的ダメージを受けてしまう。そしてついに「ボラー機動要塞」をヤンの知略で無血占領されるに及び、ついに投了となった・・。

<暗黒星団帝国(itako2氏)vs ボラー連邦(私)>
 暗黒星団帝国は艦載機と黒色戦艦の無限ベーター砲主体のデッキである。尚、ボラー側は大した人材がいない為、重核子爆弾の効果はあまり高くない。ヤマト系デッキの中では最も防御力の高いデッキを攻略できるかが焦点になりそうである・・。
 序盤、お互い補給物資の不足に喘ぐ展開となった。艦隊は順調に編成されていくものの補給拠点不足の為双方なかなか出撃しずらい状況となり、しばらくにらみ合いが続く。
 中盤ようやく暗黒星団が攻勢に出てくる。黒色戦艦×2、プレアデス型戦艦×1を主体とした大艦隊である。一方ボラー側も戦艦A・戦艦Bを主力にゴルサコフ艦・ハーキンス艦で構成される大艦隊である。しかし戦闘は予想に反し一方的な展開となる。黒色戦艦の無限ベーター砲がボラー左翼・右翼艦隊を直撃し、右翼艦隊は大破、左翼艦隊も中破する大損害を蒙った。一方ボラー側もプロトンミサイル・ボラー砲で反撃するも思うように当たらず、苦戦となる。そして暗黒星団の艦載機部隊が来襲、ボラー艦載機部隊が迎撃に向かうも質・量共に勝る暗黒星団艦載機部隊の敵ではなく、全滅させられてしまう。艦載機戦を制した暗黒星団艦載機の攻撃で、左翼・右翼艦隊は全滅し、ボラーはハーキンス艦も大破という大損害を蒙った。一方ボラー側の戦果は黒色戦艦とプレアデス型戦艦をそれぞれ1隻ずつ撃沈するにとどまり、敵艦載機部隊は無傷であった。
 その後も暗黒星団の攻勢は続く。再び大規模艦隊戦となり今度はデストロイヤー艦主体のボラー艦隊は暗黒星団帝国の無限ベーター砲と艦載機の攻撃でハーキンス艦・ゴルサコフ艦を相次いで失うもかろうじて全滅は免れ、要塞の防衛に成功する。しかし、2回目の艦隊戦以降、暗黒星団の燃料が底をついたのを見たボラー艦隊は何とか艦隊を取り纏めて逆襲に転じた。暗黒星団側は主力艦隊の大半が本拠地に係留されたままとなっており、ついに自動惑星ゴルバが陥落寸前となった所で投了となった。

 両対戦とも2時間近くにも及ぶ大接戦となった。結果は1勝1敗、しかも僅差の判定となっている。ある意味非常に満足すべき結果とも言える。テストプレイヤーからも大きな問題はないとの回答を得ている。まああまりトリッキーな仕掛けもないので当然といえば当然なのだが・・唯一の特殊兵器ブラックホール砲も無事稼動し、最終決戦時に黒色戦艦1隻をブラックホールの餌食にしたした事も報告しておこう。次回はガミラスや地球防衛軍との対戦を行う予定である。
posted by 平景虎 at 16:33| ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | SHIPSテストプレイ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年11月30日

エゥーゴデッキ最終テストプレイ

 11月26日にSHIPSエゥーゴデッキの最終テストプレイが行われたので報告したいと思う。

 いよいよ調整してきたエゥーゴデッキの最終テストプレイである。基本的なデザインコンセプトはそのままで、細かな数値調整のみを行って最後のテストプレイを行う事となった。今回は最終テストという事で最も対戦機会が多いと想定されるガンダム系デッキとの2連戦を行った。

<エゥーゴデッキ VS ジオンデッキ(拡張キット込み)>
 まずはジオンデッキとの対戦である。前回の地球連邦との対戦でMS戦での優位性が明らかになった今、ノーマルのジオンデッキでは敗北は必至との判断から、今回は拡張キット込みてジオンデッキを強化しての対戦となった。拡張ジオンデッキを担当したシルフェ氏は拡張キットのジオンエースパイロットを全部、GP02やノイエジール等の試作MSを積極的にデッキに入れる一方、ドムやグフ等の局地戦用MSやムサイ等の小艦船を外すという大胆な編成をおこなったのだが・・・結果はどうなったのか?
 エゥーゴは序盤、拠点カードが潤沢に回り国力はかなり早い段階でMAXに近い状態。但し拠点・要塞カードが豊富に来る一方、艦船カードは主力艦船が全く揃わず苦しい展開になる。対するジオンはあれほど入れたキャラ達がほとんどこない状態。それでもガトー・ララァあたりはおり、ノイエジールやビグザムといった強襲用MAも中盤には揃っていたのでそのあたりで仕掛けるべきだったのだが・・切り札を失うのをおそれてジオンは戦端を開くのを躊躇してしまった。結局ジオン側はほとんどのパイロットが登場せぬまま終盤を迎えてしまい、態勢が整ったエゥーゴの侵攻を阻止できずにそのままジオン側の投了で終わった・・。今回は「ジオンに兵なし」の展開で終わったが、拡張キット込みならジオン側には多数のエースパイロットがいるので制空・制宙権は保持できる可能性は高く、有力艦船の少ないエゥーゴに対して優位に立てる可能性は高そうだ。

<エゥーゴデッキ VS ティターンズデッキ>
 エゥーゴ最後の相手は・・宿敵ティターンズとの対戦である。艦隊戦はティターンズ有利、MS戦はエゥーゴ有利とみられている。ガンダム系デッキ同士の対決では戦果を拡大させる為しばしば「ミノフスキー粒子」を散布しないままのガチの戦闘が発生する事が多い。今回はどうなったのか?
 序盤から中盤にかけてまずエゥーゴが優勢となった。「ハイパーメガ粒子砲」を使用してドゴス・ギアやジュピトリスを撃沈するきっかけを作り、MS戦ではカミーユのZZがロザミアのサイコガンダム&フォウのサイコガンダムMK2を相次いで撃墜し、敵MS隊の対艦攻撃力を大幅に低下させる事に成功する。しかしティターンズ側も粘り強く抵抗し、アーガマ&ネェルアーガマを撃沈、戦局はここでティターンズ側に傾く。ここからティターンズの攻勢が始まり、ヤザンのメッサーラがメガバズーカランチャーを抱えたクロトロの百式を撃墜し、シロッコがMS戦と白兵戦で大活躍してエゥーゴ艦隊を追い詰める。シロッコとカミーユがMS戦で直接対決する一幕があったが両雄一歩も引かず引き分けに終わっている。しかし・・ティターンズの反撃も及ばず僅か9VP差という僅差でエゥーゴの勝利となった。戦闘4回にも及ぶこの対戦は「死闘」というのにふさわしいなかなかの好勝負であった・・。
 これでエゥーゴデッキのテストプレイは終了である。ヤマト系や銀英伝系デッキとの対戦は行われなかったがテスト自体は順調に消化し、エゥーゴらしさは十分に引き出したデッキになったのではないかと思っている。テストプレイ結果を分析して後日エゥーゴデッキについてのまとめ記事を当ブログにて掲載する予定である。
posted by 平景虎 at 01:06| ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | SHIPSテストプレイ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年11月22日

第2回エゥーゴデッキテストプレイ後編

TGF参加の為の準備等により、少し空いてしまったが、11日12日のエゥーゴデッキのテストプレイ後半戦について報告したいと思う。

<エゥーゴデッキ vs ナデシコデッキ>
 異色の対決である。ディストーションフィールドにより、ビーム兵器主体の陣営に滅法強いナデシコデッキに対し、ミノフスキー粒子によりナデシコデッキの主力兵器グラビティブラストを無効化したいエゥーゴデッキ。はたしてテストプレイの結果はどうなったのか・・?
 両軍やや苦しい立ち上がり。ナデシコはナデシコAとホシノルリ(T)が登場せず、切り札を欠く展開。特に相転移砲が使えない場合、命中判定のあるグラビティブラストはミノフスキー粒子によりほとんど使い物にならないからだ。一方、エゥーゴもパイロットがなかなか登場せずこちらも攻め込みにくい状況だ。
 中盤以降、両軍とも切り札を欠きながらも遂に激突する。ナデシコ陣営はラピスラズリ+ナデシコA+マキビハリのコンボでZZガンダムを収容するアイリッシュ級戦艦のハッキングに成功するも、コスモスやシャクヤクのグラビテイブラストをミノフスキー粒子により外してしまう。一方エゥーゴは強力なMS部隊によりまずエステバリス隊を圧倒する。エステバリス隊は火力が低いため、ネモ&GMV隊にも苦戦。アマノヒカル機をはじめ多くの機体を失う。エステバリス隊を突破したMS隊は百式のメガバズーカランチャー、Zガンダムのハイパーメガランチャー等により、シャクヤク・ユーチャリス等を撃沈する・・。
 こうして初戦はエゥーゴ側の勝利に終わったものの、エゥーゴは燃料不足により艦隊戦力を十分に稼動させられない状況となる。こうした中ナデシコ側の攻勢により、エゥーゴはジリジリと艦隊戦力を消耗していく。結局一発逆転を狙った最終決戦にも決定的な勝利を得られなかったエゥーゴの判定負けで終わった・・。

<エゥーゴデッキ VS 地球連邦軍デッキ>
 カンダム系同士の激突である。当然ではあるがMSの性能はエゥーゴ側の方が高い。連邦としては速攻で体制が整わない状況で攻めたい所だが・・。
 序盤、連邦が着実に艦隊戦力を編成していく。一方エゥーゴ側もいつになく展開が速い。連邦は3ターン目での奇襲攻撃を計画したが、エゥーゴに既にネェルアーガマやZガンダムが配置されていたのを見て、攻撃を躊躇する・・。
 結局、これが連邦の勝利できる最後のチャンスだったようだ。態勢の整ったエゥーゴ艦隊がコンペイトウ基地に殺到した時、連邦はこれを放棄せざるを得なかった。敗北が決定的となった中、連邦宙域での最終決戦にて連邦はソーラシステム照射やボール中隊がネモ相手に奮戦等の見せ場はあったものの、ミライの操船失敗によりWBは撃沈され、結局エゥーゴの優勢勝ちとなった。

 ここまでのエゥーゴデッキの特徴はMSの強力な火力により一戦闘においては戦術的勝利を得る事は可能だが、高コストの試作MS主体の編成の為、燃料消費が激しく、またアーガマ級等の主力艦船を中盤戦までで喪失していると、終盤はまともな艦隊編成が行えなくなってしまう。またハイパーメガ粒子砲を手札にしたため、ミノフスキー粒子とともに手札圧迫をおこしやくなる傾向もある。今までの所、テストプレイヤー達からは概ね良好なコメントが多い。次回、デッキの最終調整を行い、最終テストプレイとする予定である。
posted by 平景虎 at 01:35| ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | SHIPSテストプレイ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年11月16日

第2回エゥーゴデッキテストプレイ前編

 11月12日にフェニックスキャンペーンの例会が開催され、冬コミ新作エゥーゴデッキのテストプレイが開催されたので報告したいと思う。

 第一回テストプレイから1週間。若干の数値調整は行われたものの、基本的なラインに変更はない。当日は計4回のテストプレイを行った。

<エゥーゴデッキ VS マクロスデッキ>
 艦隊戦・航空戦共に対抗できるデッキ。それがマクロスデッキである。マクロスやブリタイ艦をはじめとする艦船は帝国軍や星界軍との艦隊戦で互角の戦いを演じ、連邦やジオンのMSとも互角に戦えるバルキリー隊。更にミンメイ・アタックにより敵艦隊の士気を挫く事もできる。はたして、エゥーゴとの対戦はいかに・・?
 マクロス陣営がまずマクロスを建造し、スタートダッシュをかける。国力を急速に増強し、一気に艦隊を編成していく。但しバルキリー隊の編成は遅れ気味である。
 一方エゥーゴ陣営はキャラがなかなか登場してこない苦しい展開。艦船は順調に建造しているものの、MSも量産型ばかりで、エース機の集結も遅い。しかも拠点事故気味で燃料の備蓄がうまくいっていない感じである。
 それでも先に仕掛けたのはエゥーゴ側である。しかし最初の戦いは双方いい所なく双方艦船の損失なく終了した。マクロス側はマクロスキャノン・ダイダロスアタックのチャンスをすべて逃し、エゥーゴ側も百式のメガバズーカランチャーを外し、ZZのハイメガキャノンは燃料不足で発射できずに終わる有様である。
 双方損傷艦の修理と燃料補給に数ターンを要した。そして今度はマクロス側が仕掛ける。エゥーゴはネェル・アーガマやアーガマを含む主力艦隊で迎え撃つ。マクロスは再びマクロスキャノンを発射するもこれも外す厳しい展開。ピンポイントバリアーの出目も悪く、中距離砲撃戦までにかなりの損害を受けていた。そして艦載機戦。今度は百式のメガバズーカランチャーとZZのハイメガキャノンがマクロスを直撃、遂にマクロスの撃沈に成功する。但し、エゥーゴもアーガマとネェル・アーガマを失い、艦隊主力を失ってしまう・・。結局、エゥーゴの組織的抵抗は3回目の戦闘で力尽き、マクロス陣営の勝利で終わる・・。

<エゥーゴデッキ VS バッフクランデッキ>
 もう一面にて、バッフクランデッキとの対戦が行われていた。強力な艦載機群と強力な対空火器を誇るバッフクラン艦隊との対戦は非常に興味深い戦いである・・。
 序盤、バッフクランはドバ&ギンドロの「竹馬の友コンボ」を完成させ、国力を急速に拡大していく。いつにもなく順調な立ち上がりである。一方エゥーゴは序盤エース機体の生産が追いつかない状態。中盤までに国力差がかなりついてしまう厳しい展開。そして・・バッフクランの侵攻が始まった。
 最初の戦いでエゥーゴ艦隊は艦隊の半分を失う大敗北を喫する。一方バッフクラン側の損害はグラムザン2隻のみ。ここで大勢は決してしまった・・。この後バッフクランはガンドロワを建造し、グラナダ基地・アナハイム本社というエゥーゴの重要拠点を次々破壊する。結局バッフクランが大差での勝利となった。(→後編へ続く)
posted by 平景虎 at 01:18| ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | SHIPSテストプレイ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年11月09日

第一回エゥーゴデッキテストプレイ

 「連載企画〜SHIPSシリーズ今後の予定」の連載途中だが、一旦中断して、11月5日に開催されたフェニックスキャンペーン例会にて第一回エゥーゴデッキのテストプレイが開催されたので報告したいと思う。

 エゥーゴデッキは、「機動戦士Zガンダム」「機動戦士ガンダムZZ」両作品に登場した反地球連邦組織エゥーゴの艦船・艦載機・キャラを収録したデッキである。デッキの特徴は従来のガンダム系デッキの特徴である「ミノフスキー粒子散布によるMSの強襲」を踏襲しつつ、特殊兵器カード「ハイパーメガ粒子砲」によるアウトレンジ攻撃が行えるのが特徴である。また、エース機体であるZガンダム・ZZガンダム・百式にはそれぞれハイメガキャノン・ハイパーメガランチャー・メガバズーカランチャーといった強力な対艦攻撃兵器を装備している。

 今回は初回テストという事で、デッキバランスとデッキの特徴把握をチェックする事が主な目的である。まずは宿敵ティターンズデッキと砲撃戦デッキの代表として星界軍デッキとの対戦を行った。

<エゥーゴデッキvs星界軍デッキ>
 砲撃戦デッキとして銀河帝国デッキと双璧を成す星界軍デッキ。但し絶対命中系の特殊兵器を持たない為、ガンダム系デッキとの相性は悪い。但しガンダム系デッキの艦隊は貧弱なので、ミノフスキー粒子が散布できない状況になると砲撃戦最強といわれる星界軍デッキの敵ではないのだが・・。
 双方拠点事故気味の展開でのスタートとなった。お互い資源・燃料不足に悩まされつつ艦隊を編成していく。序盤〜中盤にかけて優勢だったのはエゥーゴ。ミノフスキー粒子下の最初の戦闘でZZガンダムのハイメガキャノンが火を吹き、敵旗艦サン・カウを撃沈。更にラーシュ・カウをはじめ敵艦隊を撃破するが星界軍艦隊を全滅するには至らず攻勢は頓挫する。星界軍艦隊も必死の抵抗を見せるが、アーガマを大破させるものの撃沈には至らず。しばらく両軍は艦隊の再編に終始する。
 先に再編が完了したのは星界軍。拠点事故から脱し、次々と艦船を建造する。一方エゥーゴは高コストのZZガンダムの補給が間に合わない状況。艦隊の再編も思うようにいかなかった。ここから星界軍の猛反撃が始まった!エゥーゴもグラナダ基地等を建設し抵抗を続ける。星界軍は2度もアーガマを仕留め損なうという失態を演じ、戦術的敗北を重ねるが、遂にエゥーゴ艦隊主力は補給切れに追い込まれ行動不能となる。結局最後は2時間の激闘の末、ミノフスキー粒子散布もままならないエゥーゴ艦隊は全滅し、本拠地も攻略されて星界軍の勝利となった・・。とはいえ星界軍は艦隊の8割を失っており、エゥーゴ側の善戦といえる戦いであった。

<エゥーゴデッキvsティターンズデッキ>
 宿命の対決である。但しエゥーゴ側は史実と違いハイパーメガ粒子砲を装備し、ZZガンダムもいる状況である。コロニーレーザーがあるとはいえ、エゥーゴ側優勢は動かない。連邦MS隊にも苦戦したティターンズMS隊では制空権確保はおぼつかないと思われた・・。
 序盤両軍ともに艦隊を編成していくが、徐々にエゥーゴの艦隊編成のペースが落ちていく。どうやらミノフスキー粒子カードとハイパーメガ粒子砲カードにより手札が圧迫され始めたようだ。このままティターンズが攻め込めば勝てる状況だったが、初回テストという事でもう少し展開を見ることにした・・。中盤戦となり、満を持してティターンズ艦隊が活動を開始する。既にゼダンの門とグリプスUは完成していたが、補給状況が思わしくないため、アルビオンを旗艦とする遊撃艦隊のみをフォンブラウン市へ向けて発進させた。一方エゥーゴはアーガマ&ネェル・アーガマは未だ現れず、ラーディッシュを旗艦とする艦隊にて応戦する。
 この最初の戦いは双方が戦果拡大を狙い、一切ミノフスキー粒子が散布されない状況となった為、双方の艦隊は大損害を受ける。MS同士の戦いはティターンズはハイザック隊他キャラが搭乗していないMSは全滅し、エゥーゴも同様の損害となった。この戦いによってエゥーゴは壊滅的な打撃を受けるものの、ティターンズ側の燃料不足もあり、そのまま終盤まで両軍戦力の回復に努めた。
 このまま山札がなくなり、ティターンズの判定勝利が見えた段階でエゥーゴ側が最後の出撃を行う。アーガマ&ネェル・アーガマを中心とした艦隊である。但しそこにはZZ・百式・MK2といった機体はなく、ジュドーをメタスに乗せざるをえない苦しい編成である(上記3機は山札の最後の3枚であった・・)。ティターンズもジュピトリスとドゴス・ギアを中核とする艦隊を迎撃に向かわせる。こちらは先の戦いでロザミアとマウアーを失っていたが、機体とそれ以外のキャラは健在であった。エゥーゴは切り札の「ハイパーメガ粒子砲」をジュピトリスに対し2連射する。もしここでジュピトリスを撃沈すればMS隊主力をジュピトリスに配置しているティターンズの敗北は必至だったのだが・・何とかジュピトリスは持ちこたえた。こうなるとMS戦ではティターンズが優勢である。双方のエースがすれ違い、それぞれ敵艦へ殺到する。この結果ティターンズはアーガマとネェル・アーガマの2艦を撃沈、エゥーゴはジュピトリスを撃沈するもここに大勢は決し、ティターンズの勝利で終わった。
 今回のテストプレイでは連敗という事もあり、やや補給に難がなる事が認められた。但し高コストの代償として高性能の艦載機という事なので、大きな問題にはならないだろうというテストプレイヤーの見解であった。デッキ自体の強さは安定感はないものの一通りのカード(艦船・特殊兵器カード・艦載機・キャラ)が揃った段階ではかなり強いデッキという仕上がりになっていた。今週末もテストプレイを予定しており急ピッチで完成に向けてようやく動き始めた・・・。
posted by 平景虎 at 01:45| ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | SHIPSテストプレイ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年06月21日

ティターンズデッキ最終テストプレイ

 6月18日にフェニックスキャンペーンの定例会が開催されたので報告したいと思う。
 当日、シルフェ氏の新作のテストプレイを行う予定だったのだが、製作が遅れているという事で、SHIPSのテストプレイを実施した。実は私も当日エゥーゴの初回テストを予定していたのだが、こちらも完成に至らず。と言う事でティターンズデッキの3回目のテストを実施する事にした・・。

 <ティターンズ(たあら氏) VS  ジオン(シルフェ氏)>
 前回連邦との対戦を行ったので、ジオンとも対戦を行う事とした。連邦との対戦ではスピードの連邦、パワーのティターンズという感じで、対戦結果は連邦勝利となったものの実力は互角という判断を下したのだが・・現在デッキランキング最下位に沈んでいるジオンとの対戦は果たしてどうか?
 序盤、最近奇襲攻撃に凝っている(?)シルフェ氏が長期戦は不利と見て2ターン目に早くも仕掛ける。ムサイ×3、ザクU×1,リックドム×1という小艦隊でのゼダンの門へ奇襲である。一方ティターンズの艦隊はサラミス改×1、サラミス改(空母型)×1のみであり、ここはスルーかと思われたが、迎撃艦隊を派遣して艦隊決戦に臨んだ。
 両軍ともミノフスキー粒子を使わないガチの砲撃戦となった。しかし、一年戦争より砲撃戦能力を向上させたサラミス改巡洋艦の砲撃はムサイ級を圧倒し、前哨戦はティターンズの勝利となった。
 その後両軍は戦力を増強させていくが、ジオン側はキャラがドズルしか登場しない苦しい状態。一方ティターンズはゼダンの門にコロニーレーザーを設置、艦隊・キャラ・MSと着々と勢力を拡大していく。中盤戦も終わりに近づき、焦り始めたジオンはソロモンにソーラレイを建設しギレン総帥の「立てよ!国民」演説で士気をあげていく。そして・・ティターンズは満を持してゼダンの門を移動させ、ソロモン攻略戦を仕掛ける。これに対しジオン側は迎撃艦隊を発進させず、ソロモンのソーラレイのエネルギー充填を急がせる。そして・・歴史的な「グリプスU VS ソーラレイ」の正面からの撃ち合いとなった!しかし、バスク大佐の「構わん!再発射せよ!」の掛け声とともにコロニーレーザーはソーラレイもろともソロモン要塞を一瞬のうちに焼き尽くしてしまった。一方ソーラレイの照射もゼダンの門に命中するも、ゼダンの門はかろうじて持ち堪えた。こうしてコロニーレーザー対決はティターンズ側の勝利となった。
 ソロモン要塞を失ったジオン艦隊は大破したゼダンの門に決死の突撃を敢行する。ティターンズ側は一撃を受ければ破壊されるゼダンの門を防衛する為、本国より迎撃艦隊を発進させた。最終決戦である。
 ザンジバル級×2を前衛の壁とし、後衛の空母ドロスを必死に守ろうとするジオン艦隊。戦果が欲しいジオン艦隊はまたしてもミノフスキー粒子を散布せず、一方砲撃力で勝るティターンズ艦隊も旗艦ドゴス・ギア、アルビオン、アレキサンドリアをはじめとする主力艦艇でジオン艦隊を追い詰めるべくこちらも散布しない・・・。両軍激しい砲撃戦の後、MS戦にて雌雄を決する事となった。しかし結果はMSの性能に勝るティターンズの圧勝。ジオンのMS隊はビグザム他主力MSを悉く撃墜され、組織的な対艦戦闘をできずに終わってしまう。ここでジオンが降伏、ティターンズの勝利となった。

<白色彗星(私) VS ティターンズ(itako2氏)>
 続いて白色彗星との対戦である。白色彗星はデスラー戦法+白色彗星による重力波を基本戦術とする艦載機主体の特殊コンボデッキである。但しガミラスデッキほどのいやらしさはない。とはいえガミラスデッキにはない艦隊攻撃力があるので強豪デッキである事に変わりはない。艦載機戦でのティターンズ優勢は動かないが・・結果はどうだったか?
両軍やや拠点事故気味な展開。しかし、中盤頃には両軍持ち直し、決戦ムードが徐々に高まっていく。そして、白色彗星を建設した彗星帝国はついに動く。旗艦メダルーサ・新デスラー艦(オリジナル)をはじめとする艦隊が彗星の護衛任務に就く。目標はルナツーである。ティターンズもドゴス・ギアやアルビオンを中核とする迎撃艦隊を発進させる。シロッコ・ヤザン・ロザミア・サラ・フォウといった艦載機P達も参加していた。しかし・・ティターンズの誇るMS部隊の2/3は発進できぬまま宇宙の塵となる。そう、彗星帝国はメダルーサの火炎直撃砲×3と新デスラー艦の瞬間物質移送機の波状攻撃にて轟沈してしまったからだ。残ったアルビオンのMS部隊にはフォウとサラがおり、両者を主力とする残存MS部隊は対白色彗星戦で多大な戦果を上げ、近距離砲撃戦にて白色彗星を破壊する立役者となった。彗星帝国は彗星本体は破壊されたものの、その後の白兵戦でデスラー陣頭指揮の下アルビオンの捕獲に成功し、艦隊戦自体は圧勝となった。ティターンズ艦隊は主力艦たるドゴス・ギアとアルビオンを失い、艦隊戦力は大幅に低下した。
 その後両軍戦力の補充に努めた。しかしティターンズの山は先になくなりそうな情勢となり、ティターンズはゼダンの門にグリプスUを設置し、都市帝国に対し最終決戦を迫ってきた。白色彗星側も大艦隊を繰り出し最終決戦に応じた・・。
 ティターンズはコロニーレーザーを正面中央に照射する。しかしバスク大佐の叱咤は届かず連続発射に失敗したため(1Dし1/2の確率で失敗)、大破しつつも中央艦隊は何とか持ち堪えた。しかし、彗星帝国は冷静に戦局を分析し、ミノフスキー粒子の高濃度下、瞬間物質移送機・ゴーランドミサイル艦の艦首大型ミサイル等にてゼダンの門に集中砲火を浴びせ、これを破壊する事に成功した・・。ここでティターンズの攻勢は頓挫し、白色彗星の判定勝ちとなった。

 ティターンズデッキにて6回程のテストプレイ対戦を実施した。強力な艦載機部隊を持ち、艦載機戦ではかなり優勢であったが、貧弱な艦船とのバランスは今ひとつであり(仕様なので申し訳ない)、対戦結果はほとんどが敗北となってしまった・・。とはいえ、ティターンズ自体の再現度は結構上がってきたので今回にてティターンズのテストプレイは終了という事にした。現状デッキランクではジオンの1つ上という厳しいデッキだが、興味のある方は是非購入を検討してもらいたい。余談だがこれからエゥーゴとの「ブービー対決」も実施・掲載予定である・・。

 
posted by 平景虎 at 00:30| 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | SHIPSテストプレイ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年06月11日

第二回ティターンズデッキテストプレイ

 6月4日にティターンズデッキの第二回テストプレイが実施されたので報告したいと思う・・。
 SHIPS夏コミ新作のティターンズデッキだが、前回のテストプレイにていろいろ問題点が発生していた。高コストの重MSが攻撃の要なのだが、高コスト故編成スピードが遅く、艦船自体は中小型艦船中心の為態勢の整った敵の重量艦隊に完敗するという負けパターンになるようだ。とはいえ初回プレイのみでは判断しかねる部分はあったので、細かな調整はしたものの大まかな所はそのままにして2回目のテストプレイに臨む事とした。
 
 <ティターンズ(itako2氏) VS 星界軍(たあら氏)>
 SHIPSシリーズ屈指の重量級艦隊である星界軍とのテストである。星界軍は攻撃力は高いがミノフスキー粒子の影響を受けやすい兵器しかなく、また編成スピードは遅くなりがちな為、ティターンズの編成スピードと攻撃力を確認するのには最適と思われた・・。
 序盤からたあら氏のいつもの引きが炸裂し、星界軍は拠点カードや要塞カードを次々と建設、あっという間に国力を2倍にしてしまった。こうなるとティターンズは苦しい。ゼダンの門を建設し、臨戦態勢を整えたものの、中盤でのゼダンの門攻防戦にて、ミノフスキー粒子を最大散布し砲撃戦での損害は最小限に抑えたものの、攻撃用のMSがほとんど揃っておらずしかも艦長クラスも不在の艦隊は、ケネーシュ・スポール・アトスリュアらの突撃・白兵戦にてアレキサンドリア級×2、ペガサス級×1を失う大損害を喫してしまった・・。結局ティターンズはゼダンの門を支える事ができず、ゼダンの門は陥落してしまう・・。その後もティターンズはMS部隊の編成が後手後手に回ってしまい、そのままティターンズの判定負けとなった。

 <ティターンズ(私) VS 地球連邦(シルフェ氏)>
 ガンダム系デッキ同士の注目の一戦である。ティターンズデッキは基本的には連邦デッキをベースにしており、それにコロニーレーザー等のジオン系特殊兵器をミックスしたものと思ってもらえばわかりが早いかもしれない。艦船の性能とMSの攻撃力ではティターンズが上であり、編成スピードと優秀なパイロットでは連邦の方が上である。はたしてどうなるか・・・。
 序盤〜中盤、ティターンズには全くMSが出てこない。艦船は山のように来たので次々と建造していたのだが。しかもミノフスキー粒子やグリプスU、G3ガスと次々と手札を圧迫するカードがあっという間にたまっていく最悪のパターンになりつつあった。一方連邦は初手からアムロ・カイ・ハヤト・ミライ等が揃い、WB及びWB隊のMSの大半が序盤のうちに整いつつあった・・。
 いよいよ連邦の進撃が必至と思われたので、破壊されるのを覚悟でキリマンジャロ要塞を建設、「時間稼ぎ」をする事にした。そして・・連邦は動いた。WB1隻での突撃である。しかしティターンズ側はキリマンジャロ放棄を決定する。連邦にはミノフスキー粒子に加えてビーム攪乱膜がある為、艦隊戦では決定的なダメージを与えられない上、ミライによる回避能力もある為WBの撃沈は困難と判断したからだ。結局、WBはミライの操舵により、キリマンジャロ要塞に取り付き、これを占領してしまう(直後に破壊)。ここに至り、ティターンズはミノフスキー粒子及びG3ガスを相次いで捨て札にし、何とかMSの獲得に尽力するが艦船とキャラが来るばかりで一向にMSが登場してこない。キリマンジャロを攻略した連邦軍は遂にティターンズの本拠地に肉迫する。しかし、連邦の戦力では本拠地を火力で破壊する事は不可能と見て取ったティターンズは艦隊を出撃させず、要塞に籠もる戦略を採った。結局、ティターンズ本拠地に55ダメージを与えたものの、連邦の攻略作戦は失敗、マゼラン級1隻とハヤト&ガンタンクを失って撤退した。
 その後、ティターンズは本拠地にコロニーレーザー「グリプスU」を建設した事により、膠着状態となる。何とか窮地を脱したティターンズにもMSの増援が来つつあったが、両軍の山札はつきかけようとしていた。やむなくティターンズ側からゼダンの門によるルナツー攻略作戦を行うも、予想通り砲撃戦ではビーム攪乱膜とミノフスキー粒子に阻まれて全く戦果は上がらず、MS戦でも数的優位に立つ連邦MS相手にティターンズMS部隊は苦戦する。特に頼みとしていたフォウ&サイコガンダムはセイラ&G3ガンダムに撃墜され、ロザミア&サイコガンダムMK2も、アムロ&ガンダムと相討ちとなった時点で攻撃力は大幅に低下、辛うじてマゼラン×2を撃沈するに止まった。逆に連邦MS部隊にアレキサンドリア級×2、サラミスCVタイプ×2を沈められた時点でティターンズの攻勢は失敗、ここでティターンズの投了となった。

 予想通りとはいえ、ティターンズデッキの戦績は芳しくない。スピードが身上の軽量艦隊が重MSの為に肝心のスピードが得られずに力負けするパターンになりつつある。一度建設したコロニーレーザーを再移動可能にするとか、サラやマウアーといった艦載機Pを追加してMS部隊の質的向上を図る等の意見が出た。戦績はイマイチだが、段々「ティターンズらしさ」は出てきたと思うので、次回のテストプレイでそれらが生かされればと思う。
posted by 平景虎 at 01:05| ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | SHIPSテストプレイ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年06月06日

SHIPS第一次スーパードラフト大戦報告1回戦続報

 だいぶ間隔があいてしまったが、そろそろ書かねばならないネタもたまって来たので、書いておこうかと思う。
 というわけで、第一次スーパードラフト大戦の1回戦第二試合である。対戦者は"キャプテン・シルフェ"率いる「シルフェ海賊団」VS”たあら大帝”率いる「ちら裏ずむ都市帝国」である・・。
 序盤、たあら大帝は苦心していた。ヤン・ウェンリーは引いてきたものの、拠点事故気味の為、思うように艦隊を編成できていない。やはり拡散波動砲やミノフスキー粒子が手札圧迫してしまったようだった・・。一方キャプテン・シルフェは順調だった。超巨大戦艦を何と序盤で建造し、ハーロックも登場した事により圧倒的優勢に立った。
 そして・・そろそろ中盤戦にかかる頃、シルフェ海賊団は突如「ちら裏ずむ帝国」本拠地に奇襲をかけてきた。

1_2battle2.jpg

前衛にラフィール搭乗のカウ級巡察艦とグラム・ザン×2、後衛にハーロック搭乗の超巨大戦艦と銀河帝国高速戦艦である。一方ちら裏ずむ帝国は艦隊を温存し、前衛に防衛軍巡洋艦、後衛にヤン搭乗のソーフ級大型戦列艦という艦隊を迎撃に出す。帝国はソーフ級の機雷と巡洋艦の拡散波動砲にて攻撃を仕掛けるが、カウ級中破、グラム・ザン大破にとどまる。一方海賊団はグラム・ザンが捨て身の準光速ミサイルを連射、更に超巨大戦艦がグラム・ザンを巻き添えにしつつ超巨大砲を発射して、巡洋艦を沈め、ソーフ級を大破させる。帝国艦隊はここでヤンによる撤退を宣言をする。ヤンが戦死してしまうと「魔術師の後継者(ユリアン)」がいないと3ターンで自動敗北になってしまうからだ。帝国艦隊が撤退した為、海賊団は帝国本拠地を蹂躙・破壊し、シルフェ海賊団の圧勝で終了となった。

 たあら氏のヤン出撃は明らかに失策であったが、もしたあら氏が手持ちの艦隊全力で向かっても、シルフェ氏の優勢は間違いなかった。超巨大戦艦+ハーロックのコンボはかなり凶悪であった。残念ながらたあら氏がそのコンボを打ち破る術はこの対戦中では見出せなかったかと思う。
posted by 平景虎 at 00:49| 🌁| Comment(1) | TrackBack(1) | SHIPSテストプレイ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年05月23日

第一回ティターンズデッキテストプレイ

・・・番組の途中ですが、臨時ニュースをお知らせします・・・

 というわけで、「SHIPS第一次スーパードラフト大戦」のリプレイを掲載途中ではあるが、5月21日にSHIPS夏コミ用新作の「ティターンズデッキ」の第一回のテストプレイを実施したので早速報告したいと思う。

 ティターンズデッキは、おなじみZガンダムのティターンズをテーマとしたデッキである。デッキの特徴としては地球連邦軍デッキとバッフクランデッキをあわせたようなデッキである。サイコガンダムやメッサーラ、ジ・オといったおなじみの重MSの破壊力はバッフクランデッキ並の破壊力である。一方艦船はおなじみの旗艦ドゴス・ギアや重巡アレキサンドリア、カタパルトを装備したサラミス改級の他に、作品のラストでティターンズ所属となったアルビオンやペガサス級等を中心に編成する事となる。MSの破壊力とは裏腹な貧弱な艦隊である事は否めないがはたして・・。

 今回は初回と言う事で特にテーマを決めていなかったのでランダムにデッキを選択したら下記の様な対戦となった・・。

<ガルマン・ガミラス VS ティターンズ>
 艦載機デッキ・キャラデッキの天敵といわれているガミラスデッキとの対戦である。ガミラスをitako2氏、ティターンズを私がプレイした。
 ガミラスデッキはおなじみ「瞬間物質移送機」「遊星爆弾」など特殊兵器を使ったコンボ満載の特殊デッキである。特にミノフスキー粒子が効かない「瞬間物質移送機」によるMS母艦へのピンポイント攻撃は脅威である。ガミラスを打ち破るには敵の態勢が整わないうちに先制攻撃をかけたい所だが・・はたして?
 初手から高コストのサイコガンダムとサイコガンダムMK2を引いてしまい、手札がピンチとなったティターンズ。それでも拠点カードは回せたので何とか艦隊を編成していくが、予想通り重MSの高コストに悩まされ思った以上に艦隊の編成が遅れてしまった。一方ガミラスも資源採掘基地不足の為、艦隊編成のスピードは遅い。それでも中盤に入ると経済基盤を立て直したガミラス艦隊には新デスラー艦・ドメラーズU世・二連三段空母といった瞬間物質移送機搭載艦を整備、更にドリルミサイル重爆撃機の配備も完了してしまった。こうなるとティターンズとしては厳しい。シロッコやヤザンといったエースパイロットは序盤に来たものの、艦船カードがなかなか出現せず、完全に防戦に立たされそうな展開になってしまった。そしてせっかく建設したキリマンジャロ要塞に対し、侵攻艦隊を投入してきたガミラス艦隊へ対抗するにはティターンズ艦隊はあまりにも無力であった為、迎撃艦隊の出撃は見送られる事となり、キリマンジャロ要塞はあっけなく陥落してしまった。国力の低下に耐えながらそれでもティターンズはドゴス・ギアを建造、機動要塞ゼダンの門を建設してこれにコロニーレーザーグリプスUをドッキングさせる。ティターンズはゼダンの門に艦隊を集結させて、そのままゼダンの門を敵コロニーに侵攻を開始した。もちろんガミラス側は大規模な迎撃艦隊を出撃させる。ティターンズもゼダンの門から駐留艦隊を出撃させて、天下分け目の艦隊決戦が始まった・・。
 まず、ジャミトフ指揮するゼダンの門は、コロニーレーザーにて敵左翼艦隊を攻撃する。もちろんゼダンの門は後衛に配置しており、前衛に配置したサラミス級もろともの攻撃だ。コロニーレーザーの照射により、敵左翼前衛の大型戦闘艦は一瞬で消滅、後衛の二連三段空母は大破した。代わってガミラス側の攻撃である。まず瞬間物質移送機にてドリルミサイルをゼダンの門に向けて発射する。ドリルミサイルは命中し、反転チェックの出目は「5」「6」と完全に失敗。要塞の弱点である接合部分にてドリルミサイルを打ち込まれその爆発によりゼダンの門はあっけなく破壊された。同一タイミングにてシロッコ指揮のドゴスギアにはデスラー戦闘空母と新デスラー艦よりデスラー砲の二連射が襲う!この攻撃でドゴス・ギアはなすすべなく轟沈した・・。ゼダンの門とドゴス・ギア他多数の艦船を失ったティターンズ艦隊はここに無条件降伏を申し入れたのだった・・。

<マクロス VS ティターンズ>
 上記の対戦と同時にマクロスとティターンズの対戦が行われた。マクロスをシルフェ氏、ティターンズを鷹綱氏にてプレイ。
 マクロスが全く姿を現さず、深刻な資源&燃料不足に陥りつつも何とか艦隊を編成していくマクロス陣営。ティターンズもやはり艦隊編成スピードはスローであり、両軍厳しい状況となった。それでも有力な艦隊を有するマクロス陣営は散発的にティターンズ領への侵攻を試みるも途中ゼダンの門を陥落させるも一進一退の状況となる。中盤工場衛星を建設し、マクロス側はマクロスキャノン級戦艦やブリタイ艦・戦艦ヘラクレス他を建造し、一大艦隊の編成を完了する。一方ティターンズ艦隊も何とか艦隊の編成を完了したのを見て取ったマクロス陣営は一大艦隊決戦を挑んだのだった・・。
 最終決戦までにミノフスキー粒子を使い果たしていたティターンズ艦隊は圧倒的破壊力を誇るマクロス艦隊に苦戦する。遠〜中距離砲撃戦までに前衛の艦船すべてを破壊されたティターンズは遂に虎の子のMS部隊を投入する。まずシロッコの乗るサイコガンダムMK2が戦艦ヘラクレスを撃沈、続いてブリタイ艦をジ・オ、ガンダムMK2、サイコガンダム等で強襲し、これも撃沈する・・。結局この艦隊決戦で生き残ったのは両軍合わせてたった3隻という激しい消耗戦となった。結局ティターンズが判定勝利となった。

 今回は初回プレイという事で、デッキの展開スピードや特殊兵器の効果の確認といった所をチェックした。予想通りティターンズデッキの展開スピードはかなり重く、たしかに手が揃えばかなり強力なデッキだが、貧弱な艦船しか持たず、連邦のようなビーム攪乱膜&南極条約といった決定的な切り札がない為、いかに艦載機を発進させられるかが争点になりそうだ・・次回プレイではジオン・連邦・バッフクランといった艦載機デッキあたりとの対戦を行ってみたいと思う。





posted by 平景虎 at 23:14| ☁| Comment(0) | TrackBack(1) | SHIPSテストプレイ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年05月17日

SHIPS第一次スーパードラフト大戦第一試合

 いよいよ、決戦編である。1回戦は「鷹綱氏 VS itako2氏」、「たあら氏 VS シルフェ氏」の組み合わせとなった・・。

「鷹綱"総統" VS "カイザー"itakoU世」
 まずは鷹綱総統率いる「ガミガミ帝国」とカイザーitakoU世率いる「ギンギン帝国」との一戦である。序盤、資源カードを確保できず苦しむ鷹綱総統に対し、カイザーitakoU世は順調に生産基盤を伸ばしていく・・。
1_ships_1.jpg
(資源不足に悩む鷹綱総統〜4ターン終了時点の映像)

1_ships_2.jpg
(順調なカイザーitakoU世〜4ターン終了時点の映像)

そして中盤戦に差し掛かる6ターン目、遂にカイザーitakoU世が動いた!ミュラーを艦隊最高指令官とし、左翼分艦隊にビッテンフェルト、右翼分艦隊にユリアンを置く強力な艦隊である・・。
1_1battle.jpg

対する鷹綱総統は資源不足が響き、しかも重MSの生産がやっとの状態であったが、本拠地を衝かれては迎撃艦隊を出さざるを得ず、虎の子の「瞬間物質移送機母艦」を護衛する艦船なしで出撃する事となった・・。
1_1battle2.jpg

 劣勢ではあったが、それでも鷹綱軍は善戦した。itako2軍に遠距離砲撃できる艦がなかった為(グロデーズがいたがなぜか後方配置にしていた)、瞬間物質移送機を2回ずつ使用し、全機(ノイエジール・ビグザム・アレックス・ザクU×2)マクロスを攻撃する。燃料が残り少ないitako2軍はピンポイントバリアーを効果的に使用できずに、結局マクロスを沈められてしまった。しかし、戦力で勝るitako2軍は近距離砲撃戦までに鷹綱艦隊を全滅させる事に成功した。しかし、itako2軍の損耗も甚だしく、ここでカイザーitakoU世は侵攻を断念・・ここに第一次会戦は終了した。
 その後両軍戦力の補充を図るが、なかなか拠点カードを得られずに国力の差が歴然とし、事ここにいたり鷹綱総統は降伏を宣言。第一試合はカイザーitkoU世率いる「ギンギン帝国」の勝利となったのである。
posted by 平景虎 at 02:09| ☁| Comment(2) | TrackBack(1) | SHIPSテストプレイ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年05月11日

SHIPS第一次スーパードラフト大戦報告〜その5

 今回は参加者のデッキ紹介の最終回で、ディフェンディングチャンピオンのたあら氏のデッキを見て見よう。デッキレシピは下記の通りである・・。

<1巡目> 
1位:ヤン・ウェンリー[自由惑星同盟]
2位:白色彗星[白色彗星]
3位:ミスマル・ユリカ[ナデシコ]
4位:クイーンエメラルダス号[ブースター1]
5位:拡散波動砲[地球防衛軍]
6位: 〃   [  〃  ]
7位: 〃   [  〃  ]
8位:ミノフスキー粒子(戦闘濃度散布)[ジオン]
9位:  〃       [  〃  ]
10位: 〃       [  〃  ]
<2巡目>
11位:☆ソーフ級大型戦列艦[星界軍]
12位:☆星界軍戦列艦   [ 〃 ]
13位:☆   〃     [ 〃 ]
14位:2つの偽電文[自由惑星同盟]
15位:☆ミライ・ヤシマ  [地球連邦]
16位:ランテマリオ星域会戦[自由惑星同盟] ・・・S
17位:(イゼルローン要塞再奪取作戦) ドゥーズ・デラクス・レクス[ブースター1]
18位:テレサ(TV版)[防衛軍拡張]
19位:アナライザー  [  〃  ]
20位:拡散波動砲[地球防衛軍]
<3巡目>
21位:ロブナス門[星界軍]
22位:スファグノーフ門[ 〃 ]
23位:アプティック門 [ 〃 ]
24位:スカーカウ   [ 〃 ] ・・・S
25位:真田志郎[地球防衛軍] ・・・S
26位:メダルーサ[白色彗星] ・・・S
27位:火炎直撃砲[  〃 ] ・・・S
28位: 〃   [  〃 ] ・・・S
29位:☆斉藤始[地球防衛軍]
30位:アンドロメダ[ 〃 ]
<4巡目>
31位:DSドライブ[バッフクラン] ・・・S
32位:サウス・バニング[連邦拡張]
33位:モンシア&ベイト&アデル[ 〃 ]
34位:ゴーランドミサイル艦[白色彗星]
35位:  〃    [  〃  ]
36位:  〃    [  〃  ]
37位:ダラム・ズバ[バッフクラン]
38位:アディゴ[  〃  ]
39位:  〃 [  〃  ]
40位:  〃 [  〃  ]
<5巡目>
41位:ヒューベリオン[自由惑星同盟]
42位:ソーラシステム[地球連邦]
43位:ビグロ[ジオン拡張]
44位: 〃 [  〃  ] ・・・×
45位:フレデリカ・グリーンヒル[自由惑星同盟]
46位:ジョニーライデン[ジオン拡張]
47位:都市帝国ガトランティス[白色彗星]
48位:MS−06Sシャア専用ザク[ジオン]
49位:MS−06FザクU[ 〃 ]
50位:ゴーランドミサイル艦[白色彗星]
<6巡目>
51位:パトロール艦[地球防衛軍]
52位:   〃   [ 〃  ]
53位:   〃   [ 〃  ]
54位:   〃   [ 〃  ]
55位:ゴンド・バウ[バッフクラン]
56位:  〃   [ 〃    ] 
57位:地球防衛軍巡洋艦[地球防衛軍]
58位:  〃  [ 〃 ] 
59位:  〃  [ 〃 ] ・・・S
60位:(スポール) 島大介[防衛軍拡張]

<拠点カード>
・資源採掘基地:4枚
・スペースコロニー群:7枚

 前回は「瞬間物質移送機デッキ」にて優勝したたあら氏。今回は瞬間物質移送機搭載艦をすべて捨て、代わりにヤン・ウェンリーとその関連カードやメダルーサ+火炎直撃砲等を入れている。そして白色彗星+都市帝国も追加している。しかしデッキ自体のベースは前回とそれほど変わっていない。
 今回のたあら氏のデッキは前回と比べ、かなりスケールダウンしている感は否めない。残念ながら瞬間物質移送機に変わる切り札としてセレクトしたヤンと白色彗星はかなり使用タイミングが難しいカードである。またテレサ(TV版)も強力ではあるが気まぐれなカードである。しかも拡散波動砲とヤン関連策略カード・火炎直撃砲カード・ミノフスキー粒子カードなど手札で保持しなければならないカードを数多くセレクトしており、この点に関しては疑問を抱かざるを得ない。もし手札保持系のカードを多くデッキに組み込むとしたら、防衛軍のような高速系のデッキとして常に先手先手で攻め、これらの手札保持系のカードを一気に使って勝敗を決するしかないのだが・・・残念ながらたあら氏のデッキは必ずしも高速系デッキではなかった。またヤンを指名したにも関わらず「ヤンの後継者」ユリアンを上位で指名なかったのは痛恨の極みであった。これが為ヤンによる積極的な攻勢はほとんど行われなくなってしまうのだから・・。





















posted by 平景虎 at 01:17| ☁| Comment(1) | TrackBack(1) | SHIPSテストプレイ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年05月10日

SHIPS第一次スーパードラフト大戦報告〜その4

 今回は前回の続きで、シルフェ氏のデッキを見て見よう。デッキレシピは下記の通りである・・。

<1巡目> 
1位:キャプテン・ハーロック[ブースター1]
2位:エメラルダス[  〃  ]
3位:(ロイエンタール)  超巨大戦艦[白色彗星]
4位:リー・メイフォン[ブースター1]
5位:ホシノ・ルリ(T) [ナデシコ]
6位:ホシノ・ルリ(U) [  〃 ]
7位:ラピス・ラズリ   [  〃 ]
8位:マキピ・ハリ    [  〃 ]
9位:ナデシコC     [  〃 ]
10位:ユーチャリス   [  〃 ]
<2巡目>
11位:ナデシコA    [  〃 ]
12位:ナデシコA(Yユニット装備型)[  〃 ]
13位:相転移砲     [  〃 ]
14位: 〃       [  〃 ]
15位:マル・アデッタ星域会戦[自由惑星同盟]
16位:(マクロス(艦艇型)) グレート・エンペラー[暗黒星団]
17位:エンジェル・リンクス[ブースター1]
18位:ソードブレイカー[  〃  ]
19位:ガンドロワ[バッフクラン]
20位:重核子爆弾[暗黒星団]
<3巡目>
21位:帝国軍高速戦艦(黒色槍騎兵艦隊仕様)[銀河帝国]
22位:  〃        [  〃 ]
23位:コーブ級襲撃艦[星界軍]
24位:  〃    [ 〃 ]
25位:ロイル級突撃艦[星界軍]  ・・・S
26位:  〃    [ 〃 ] ・・・S
27位:  〃    [ 〃 ] ・・・×
28位:  〃    [ 〃 ] ・・・×
29位:  〃    [ 〃 ]
30位:  〃    [ 〃 ]
<4巡目>
31位:へージュ級護衛艦[  〃 ]
32位:ザンジバル級[ジオン]
33位:  〃  [ 〃 ]
34位:へージュ級護衛艦[星界軍]
35位:ズヴァールサラン級[マクロス] ・・・S
36位:(マクロス(強攻型)) マクロスキャノン級戦艦(強攻型)[マクロス] ・・・S
37位:ディストーションブロック[ナデシコ]
38位:アカツキ・ナガレ[ 〃 ] ・・・S
39位:フェザーン [銀河帝国]
40位:水晶都市[暗黒星団]
<5巡目>
41位:サイバリアー多重展開[ブースター1]
42位:ケイン・ブルーリバー[  〃  ]
43位:オラクルキャノン[  〃  ] ・・・S
44位:カウ級巡察艦[星界軍]
45位:  〃   [ 〃  ]
46位:帝国軍標準型戦艦[銀河帝国]
47位:   〃    [  〃  ]
48位:   〃    [  〃  ]
49位:(斉藤始) ロス級巡察艦[星界軍]
50位:キャナル・ヴォルフィード[ブースター1]
<6巡目>
51位:同盟軍標準型戦艦[自由惑星同盟]
52位:重巡グラム・ザン型[バッフクラン] ・・・S
53位:   〃    [  〃  ]
54位:   〃    [  〃  ]
55位:   〃    [  〃  ]
56位:   〃    [  〃  ]  
57位:エイシャ・クランクラン[ブースター1]
58位:ナデシコ月面基地[ナデシコ] 
59位:ヒサゴプラン[ 〃]  
60位:アブリアル・ネイ=ドゥブレスク・パリューニュ子爵・ラフィール[星界軍]

<拠点カード>
・資源採掘基地:3枚
・交易船団(資源):5枚
・ 〃  (燃料):6枚
・スペースコロニー群:4枚

 前回2位だったシルフェ氏は1巡目の4位までを「白兵戦仕様」のセレクトをしてきた為に、驚きの声が周囲の人々から上がったが、1巡目の残りをハッキングスタイルとしてセレクトしてきており、この時点で「ハッカー&白兵戦スタイル」のデッキを狙ってきていた事が判明した。その後重核子爆弾やガンドロワといった最終兵器をも入手に成功、「ハッカー&白兵戦&最終兵器」の異色の組み合わせによるデッキが誕生した。
 前回対戦にて、たあら氏の瞬間物質移送機デッキに敗れたシルフェ氏だったが、前回のハッカーデッキをベースに、より白兵戦色を強め、今回は艦載機を思い切ってすべて捨てたようだ。前回はフルスペックの白色彗星を押し立てようとしたが、今回は超巨大戦艦オンリーにてハーロック等の白兵戦に強いキャラを乗せ、踏み潰すと思われる。前回はたあら氏が瞬間物質移送機+ドリルミサイル重爆撃機の必殺コンボで超巨大戦艦を一撃で葬り去ったのだが、今回はitako2氏がドリルミサイル重爆撃機を瞬間物質移送機デッキの鷹綱氏への妨害と称して取得していた為「天敵」がいなくなり、「我が物顔」で暴れる要因となった・・・。










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2006年05月07日

SHIPS第一次スーパードラフト大戦報告〜その3

 今回は前回の続きで、itako2氏のデッキを見て見よう。デッキレシピは下記の通りである・・。

<1巡目> 
1位:オスカー・フォン・ロイエンタール[銀河帝国]
2位:(ヤン・ウェンリー) ユリアン・ミンツ[自由惑星同盟]
3位:ナイトハルト・ミュラー[銀河帝国]
4位:沖田十三[地球防衛軍]
5位:カイザー・ライハルトT世[銀河帝国]
6位:ブリュンヒルト    [地球防衛軍]
7位:宇宙戦艦ヤマト    [  〃  ]
8位:(新型デスラー艦) 指向性ゼッフル粒子[銀河帝国]
9位:ドリルミサイル重爆撃機[ガミラス] ・・・×
10位:パーティバル[銀河帝国]
<2巡目>
11位:☆マクロス(艦艇型)[マクロス]
12位:ホワイトベース[地球連邦]
13位:波動砲[地球防衛軍]
14位:イゼルローン要塞[銀河帝国]
15位:サン・カウ[星界軍] ・・・S
16位:イゼルローン要塞再奪取作戦[自由惑星同盟] ・・・S
17位:(ミライ・ヤシマ) 作戦名は神々の黄昏(ラグナロック)[銀河帝国]
18位:トリスタン[  〃   ] ・・・S
19位:ラーシュ・カウ[星界軍]
20位:カーテローゼ・クロイツェル[自由惑星同盟]
<3巡目>
21位:(マクロス(強攻型)) 帝国軍標準型戦艦[銀河帝国]
22位:マクシミリアン・ジーナス[マクロス]
23位:トリグラフ[自由惑星同盟] ・・・S
24位:トールハンマー[銀河帝国] ・・・S
25位:黒色戦艦グロデーズ[暗黒星団]
26位:ミリア・ファリーナ・ジーナス[マクロス]
27位:VF−1Sバルキリー[  〃  ]
28位:ワルキューレ[銀河帝国]
29位:波動砲[地球防衛軍]
30位:指向性ゼッフル粒子[銀河帝国]
<4巡目>
31位:ワルター・フォン・シェーンコップ[自由惑星同盟]
32位:☆オリビエ・ポプラン[  〃  ]
33位:ポプラン専用スパルタニアン[  〃  ]
34位:アディゴ[バッフクラン]
35位:ガンガ・ルブ・リブ[バッフクラン]
36位:同盟軍標準型戦艦[自由惑星同盟]
37位:   〃    [  〃   ]
38位:大戦艦[白色彗星]
39位:  〃    [  〃  ]
40位:今だ!敵を半包囲陣へ追い込む[自由惑星同盟]
<5巡目>
41位:ケーニヒスティーゲル[銀河帝国] ・・・S
42位:フリッツ・ヨーゼフ・ビッテンフェルト[銀河帝国]
43位:ユリアン専用スパルタニアン[自由惑星同盟] ・・・S
44位:ワルキューレ[銀河帝国]
45位:  〃   [ 〃  ]
46位:  〃   [ 〃  ]
47位:ダスティ・アッテンボロー[自由惑星同盟]
48位:トールハンマー[銀河帝国]
49位:地球防衛軍主力戦艦 [地球防衛軍]
50位:   〃      [  〃  ]
<6巡目>
51位:ブリタイ・クリダニク[マクロス]
52位:スポール・アロン=セクパト・ニーフ・レトパン(レトパーニュ大公爵)・ペネージュ[星界軍]
53位:リン・ミンメイ[マクロス]
54位:黒色戦艦グロデーズ[暗黒星団]
55位:帝国軍巡航艦[銀河帝国]
56位:  〃   [  〃 ]     
57位:タイタン基地 [地球防衛軍]
58位:ゴンド・バウ[バッフクラン] 
59位:ゼーアドラーU[ガミラス] ・・・×  
60位:  〃  [ 〃 ] ・・・S 

<拠点カード>
・資源採掘基地:1枚
・交易船団:5枚
・スペースコロニー群:5枚

 前回の対戦では3位に終わったitako2氏だが、前回とガラリとデッキスタイルを変えた鷹綱氏と違い、前回同様の「大鑑巨砲主義」デッキで勝負していた。すなわち対艦砲撃戦にて勝敗を決するデッキとして銀英伝系のカードを中心にデッキを組んでいる。また対ビーム兵器用カウンターカードの指向性ゼッフル粒子カード2枚の取得に成功、そしてドリルミサイルを瞬間物質移送機デッキを狙う参加者を妨害する目的で入手するなどドラフトでかなりの成果を収めていた。但し、2位に指名したヤン・ウェンリーの入手に失敗したのは痛かった。但し2位再指名でちゃっかりユリアンを入手するなどしてヤンを入手したたあら氏を妨害した事は対戦に大いに影響を与える要因となっていた・・。

 この「大鑑巨砲主義」デッキは、最もオーソドックスなデッキでもあり、対戦相手が決定的な切り札を持たない場合、艦隊戦にて圧倒的に有利なデッキといえる。itako2氏は「赤い船」以外に各デッキの標準戦艦を多数集めており、序盤〜中盤戦で先手を取って攻めるのに適したデッキといえる。但し切り札である指向性ゼッフル粒子の成功確率はあくまで1/2であり、終盤の艦隊決戦では厳しい局面になるデッキである。
posted by 平景虎 at 19:03| ☁| Comment(0) | TrackBack(1) | SHIPSテストプレイ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

SHIPS第一次スーパードラフト大戦報告〜その2

 今回より、4回にわたって参加者のデッキレシピとデッキ解説を行っていこうと思う。今回は前回最下位に沈んだ鷹綱准輝氏のデッキからみていこうと思う・・。

 まず、デッキレシピを一挙公開しよう。ドラフト結果と共に記述している。

(注)・・・S サイドボード
   ・・・× デッキ候補より除外
   ☆    競合にて獲得。
   (   )競合にて獲得できず。右に記述した物が再指名確定。


<1巡目> 
1位:新型デスラー艦[ガミラス]
2位:二連三段空母[  〃  ]
3位:新デスラー艦[  〃  ]
4位:新デスラー艦(オリジナル)[白色彗星]
5位:ドメラーズU世[ガミラス]           ・・・S
6位:ミノフスキー粒子(最大散布)[地球連邦]
7位: 〃 (戦闘濃度散布)[  〃  ]
8位: 〃         [  〃  ]
9位: 〃         [  〃  ]
10位: 〃        [  〃  ]
<2巡目>
11位:☆アルカディア号[ブースター1]
12位:(ソーフ級大型戦列艦) 遊星爆弾[ガミラス] ・・・S
13位:(星界軍戦列艦)     〃  [ 〃  ] ・・・S
14位:(  〃   ) キルトラ・ケルエール級[マクロス]
15位:(マクロス(艦艇型))  〃   [  〃  ]
16位:ガトモア・ザン型[バッフクラン]
17位:  〃     [  〃   ]
18位:  〃     [  〃   ]
19位:GP02Aサイサリス[ジオン拡張]
20位:バイラル・ジン[バッフクラン]    ・・・S
<3巡目>
21位:☆マクロス(強攻型)[マクロス]
22位:ノイエ・ジール[ジオン拡張]
23位:GP03Dデンドロビウム[地球連邦拡張]
24位:ビグザム[ジオン]
25位:アムロ・レイ[地球連邦]
26位:森雪[地球防衛軍]
27位:アナベル・ガトー[ジオン拡張]
28位:ララァ・スン[ジオン]
29位:シャリア・ブル[ジオン]
30位:エルメス[ジオン]
<4巡目>
31位:NT-1アレックス[地球連邦]
32位:G3ガンダム[  〃  ]
33位:シャア・アズナブル[ジオン]
34位:(オリビエ・ポプラン) ザクU[ジオン]
35位:シーマ・ガラハウ[ジオン拡張]
36位:ザンザ・ルブ[バッフクラン]
37位:ガンガ・ルブ・リブ[  〃  ]
38位:ズロオ・ジック[  〃  ]
39位:  〃    [  〃  ]
40位:セイラ・マス[地球連邦]
<5巡目>
41位:にせ地球[暗黒星団]
42位:ギンドロ・ジンム[バッフクラン]
43位:ドバ・アジバ[  〃  ]
44位:デスラーズパレス[ガミラス]
45位:ハイネラン[自由惑星同盟]
46位:自動惑星ゴルバ[暗黒星団]    ・・・S
47位:ザクU[ジオン]
48位: 〃 [ 〃 ]
49位: 〃 [ 〃 ]
50位:VF-1Aバルキリー[マクロス]  ・・・S
<6巡目>
51位:銀河帝国駆逐艦[銀河帝国]
52位:   〃   [ 〃  ]
53位:デスラー砲[ガミラス]      ・・・×
54位:  〃  [ 〃  ]      ・・・×
55位:資源採掘基地[共通]       ・・・×
56位:  〃  [ 〃 ]       ・・・×
57位:  〃 [ 〃 ]       ・・・×
58位:スペースコロニー群[ 〃 ]   ・・・×
59位:  〃  [ 〃 ]       ・・・×
60位:  〃  [ 〃 ]       ・・・× 

<拠点カード>
・資源採掘基地:8枚
・  〃   :2枚・・・S
・交易船団:2枚
・スペースコロニー群:1枚
・  〃      :2枚 ・・・S


 前回、白兵戦主体デッキで挑んだものの完敗を喫した鷹綱氏は前回たあら氏が採用した「瞬間物質移送機デッキ」を目論んだ。当初このデッキスタイルはあきらかに競合するかと思われたが、意外な事に他の三人は完全スルーであり、1巡目にて瞬間物質移送機搭載母艦全てとミノフスキー粒子すべて(デッキに入れられるMAX枚数)を獲得する事に成功した。
 その後もノイエジール・デンドロビウム・ビグザム・GP02等々ガンダム系重MSのほとんどを入手、パイロットもガトー・アムロ・シャア等々エース級を集めてほぼ予定通りの補強を行ったようだ。また、ガトモア・ザン等耐久力の高い空母タイプの艦を多数集め、搭載能力を維持するとともに「瞬間物質移送機&艦載機セグメントの波状攻撃」を円滑に進める為、ミノフスキー粒子もすべて入手に成功している。懸念された生産補給能力も、にせ地球やハイネセンといった生産能力のある要塞を入れたり、ギンドロ&ドバコンボによる追加補給補正も入れてかなり磐石なように思えた。
 但し、瞬間物質移送機に固執したため、その態勢が不十分なまま会戦した場合、まともに艦隊砲撃戦を行えないデッキ構成であり、切り札になると思われたドリルミサイル重爆撃機の獲得に失敗してしまったのはかなりの痛手のようであった・・・。

 瞬間物質移送機デッキは、ピンポイントで敵旗艦を撃沈するには最適なデッキであり、艦隊戦時に2隻以上投入できればかなり危険なデッキなのだが、手が揃うのに時間がかかるデッキでもある。しかも敵艦隊を全滅させるには火力不足である。やはり艦載機も多数搭載でき、砲撃戦にも対応できそうなデスラー戦闘空母のような艦は用意すべきではなかったか?
posted by 平景虎 at 00:58| ☁| Comment(1) | TrackBack(1) | SHIPSテストプレイ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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